暮らし
近く引っ越す予定があり、準備をしている。
無計画に準備をしているからなのか、調理器具や食器を全て梱包し事実上の自炊が出来ない為コンビニ飯の日々が続いている。
家にあるものはときめくような家具もアートもなく、無数のダンボールが置かれてある。
これまで週一で押さえていたスーパーやコンビニへの通いはほぼ毎日となり無駄な出費が増えた。仕事終わりに本来ゆっくり休息できる時間が引越し準備への対応に追われることになり、何かとストレスの日々が続いている。
このストレスだらけの中、いかに日々の暮らしが大切なのかを感じた。
机の上に座って、食器を使ってご飯を食べること。素敵な家具に囲まれて暇を持て余すこと。その些細な日常が、私の生活を豊かにしてくれたのだと。
これまで面倒だと思っていた掃除や自炊など、基本的な暮らしがなければ、仕事も、人間関係も、何もかも上手くいかない。「暮らし」こそ人間の基礎であり、食べる物や着る服、毎日触れる物で人は変わるのだと気付かされた。
これまで面倒だと思いサボり続けていた掃除や、料理も、私にとって大事な活動の一つなのだ。面倒だと思っても根気強くやっていこう。