#3 実家の居心地について②
実家は必ずしも居心地がいいとは限らないと改めて気づかされた7月でしたが、気付けばあっという間に9月になり、ここ最近は、実家にも居心地の良さを取り戻しつつある筆者です。
さて、7月の三連休で沖縄ダイビングをしてきた際や、その後下田でライフセーバー生活した際も、何となく実家より居心地が良かったのではないかと色々考えることがあったのですが、ここに書き残す時間を作れずに、出国前日を迎えております。
自分自身の復習も兼ねて、前回の投稿をこちらに紹介しておきます。
筆者が何者か知りたい方は、こちらからどうぞ。
何となくのスケジュール
さて、7月の3連休の週末は沖縄でダイビングと観光を満喫してきたわけですが、この週末の共同生活と、実家での共同生活の何が違うのかというのを、私なりに色々と考えてみました。その結果、何となくでも事前にお互いのスケジュールがある程度共有出来ているかどうかで、居心地の良さが変わってくるのではないかと感じたのです。先日、母から急に燃えるごみのごみ出しを頼まれた時は、私もSNSの投稿作成をしていた最中だったので、生返事だけして、すっかり出し忘れるところでした。こういったすれ違いも、同じ屋根の下に住んでいるのに「お互いが何をしているのか想像できていない」から起こるのだと思ったのです。母だって、私が取り込み中なのを把握していれば、何か別の策を考えたかもしれませんし、私が母の予定が立て込むだろうことを先に把握していれば、ごみ出しぐらい事前にやっておけるはずなのです。考えてみれば、この実家は母と兄と私の3人で暮らしているわけですが、この兄という存在が色々と周囲をかき乱すのです。
どうしようもない兄
昔から兄は実家で好き放題する人間です。好きな時間に仕事(一応自分で法人作って会社経営してることになってるが、業務委託先の雇われSEも兼務)して、好きな時間に友達と遊びに行ったり、クラブに行ったりして、夜中に母や私が寝ようとする最悪のタイミングでだいたい帰ってくる。皿洗いだけはやっと最近覚えた(がたまにしかやらない)くらいで、まるで家事というものをしようとしない典型的なダメ男なのです。彼にとってはこれが最高に過ごしやすいライフスタイルで、彼がこの先、生活態度を改めようとして、真摯に学ぶ姿勢を見せることはまず無いでしょう。さらに、彼の収入におんぶにだっこな私と母は、彼のことを大目に見ざるを得ないのです。兄がダメ男という認識だけは、母と共通する話題のひとつですが、このダメ兄の行動は母にも影響し、今では好きな時間に勝手にご飯を作る母になってしまいました。「何時に帰ってくるかわからない人を待っていたってしょうがない」と。さらに、お風呂の時間も朝だったり夜だったり、入らなかったりとまるで規則性がありません。各々が好きな時間に好きなことをしてしまっているがために、お互いをイライラさせているのです。まさに因果応報といったところでしょうか。
3か月の実家暮らしを経て
それでも、3か月共同生活を続けていると、それなりに「時間が解決」してくれる部分がありました。私自身、何となく実家での行動パターンが確立されてきて、母や兄にとっては私の行動がイメージがしやすくなったのではないかと思いますし、私も母や兄の行動パターンが何となくわかってきたので、7月の頃のようにイライラすることは、ほとんど無くなりました。また、実家では兄と同じ部屋で寝ていますが、今では兄の好意に甘えて、朝一番遅く起床します。不器用な兄の愛、それでも寝不足ですw
久しぶりに家族と一つ屋根の下で生活することで、こういった持ちつ持たれつの関係で何となく折り合いをつけて生活していくのが家族なのかなあと、改めて思い出したというお話でした。
令和6年9月16日