Rio

ミドル30s。レズビアンでデミセクシャル。デミロマンティック傾向。アタマとココロの整理整頓。情緒の備忘録。

Rio

ミドル30s。レズビアンでデミセクシャル。デミロマンティック傾向。アタマとココロの整理整頓。情緒の備忘録。

最近の記事

寂しさの言い換え

昔から、「寂しい」という感情がいまいちわからなかった。 でも先日、ひょんなことから寂しさの解像度が高まった。きっかけは、新プロジェクトX オウムVS.科捜研〜地下鉄サリン事件世紀の逮捕劇〜を見たこと。 当時、世間を震撼させた「オウム真理教地下鉄サリン事件」。このときの衝撃は今でも覚えている。私はまだ小学生になるかならないかくらいの年齢だったが、父が通勤で乗った日比谷線が、ち事件の起きた電車の1本前だった。もしこの電車に乗っていたら、父の人生はあそこで絶たれていたかもしれない

    • 美術館などの半券、どうしていますか

      私は美術館や博物館に行くことが好きだ。 最近は美術館や博物館などの文化施設もデジタル化が進んでおり、電子チケットのところも増えてきている。それでもまだ紙のチケットを使っているところも多い。 この美術館などの半券はクオリティが高く、これだけで十分お土産になる。これまでは記念としてファイルに入れて保管したり、旅のスクラップブックを作って貼ったりしていた。 ただ、そんなことをしてもただの思い出として記憶とキャビネットに眠るだけ。後から見返すことすらないのが現実だった。 この半券を何

      • 旅日記:福井~敦賀旅の感想まとめと次回の旅程

        ここまでの旅日記 1. 8年ぶりに福井へ向かう 2. 福井県立恐竜博物館を満喫 3.福井駅から敦賀ムゼウムへ 4.「気比(けひ)」と「笥飯(けい)」 久々の旅行はとっても楽しかった。 1泊2日と短い旅だったが、かなりの充実感でいっぱいになった。 一方で、もう少し時間があれば…と思うこともあった。 今回の旅行を振り返っての感想をまとめておく。 今回の旅の良かったところ 1.行きたいところに全て行けた 敦賀ムゼウムは、帰りの新幹線のチケットを取り、友人との約束をとりきめた

        • 旅日記:「気比(けひ)」と「笥飯(けい)」(2/2日目)

          ここまでの旅日記 1. 8年ぶりに福井へ向かう 2. 福井県立恐竜博物館を満喫 3.福井駅から敦賀ムゼウムへ 敦賀ムゼウムを堪能し、友人の待つ敦賀駅に戻る。 ここからは友人の車で敦賀をぶらぶら。 まずはおなかが減ったので、赤レンガ倉庫で昼食をとることにした。 お昼はおしゃべりに夢中で写真を撮り忘れてしまった。私はあぶり海鮮丼を選択。店員さんが注文を復唱する際に、「えび」と「あぶり」が一緒になって、「えぶり」と言ってしまったのが面白かった。店員さんと友人と3人で笑い合って

          旅日記:福井駅から敦賀ムゼウムへ(2/2日目)

          ここまでの旅日記 1. 8年ぶりに福井へ向かう 2. 福井県立恐竜博物館を満喫 今回泊まったホテルは最上階だった。2日目も朝から良い天気。 ホテルにあったPOLAのボディソープがすごく良かった。ネットで検索したら業務用で個人向けに販売はしていないとのこと。でもラウンジにシャンプーとかそれらしきボトルがたくさん並んでいた気がする…。フロントで買えたのかも。 今日は2大目玉の2つめ、敦賀ムゼウムに向かう。 この日もテンションが上がっていて寝不足。本当は8時発のJRに乗る予定

          旅日記:福井駅から敦賀ムゼウムへ(2/2日目)

          旅日記:福井県立恐竜博物館を満喫(1/2日目)

          ひとつ前の旅日記はこちら 入口~動くティラノサウルス エスカレーターを下っていくと、暗い通路につながっていた。 この通路を抜けると一気に視界が広がり、かの有名な動くティラノサウルスがお出迎え。 福井県立恐竜博物館は半年ほどの休館を経て、昨年7月にリニューアルオープンしている。このリニューアル前後の違いとしてテレビ番組で取り上げられていたのが、ティラノサウルスロボットの口元だ。 リニューアル前は、迫力を出すためか口を閉じていても歯が見えるようになっていたが、今は口を閉じ

          旅日記:福井県立恐竜博物館を満喫(1/2日目)

          旅日記:8年ぶりに福井へ向かう(1/2日目)

          数年ぶりの旅は羽田空港からスタート。 前日は遠足前の小学生のように眠れず、やや寝不足気味のまま家を出た。 旅行中は終始天候に恵まれた。マンションを出てスーツケースをひきずる音すら気持ちが良いくらい、晴れやかな気持ちで駅に向かった。 30分前くらいに保安検査場を通過し、ラウンジで待機。 ところが、機体変更により出発が15分遅れることに。座席も自動で変更された。序盤から予定が狂うのも旅の面白さ。 小松行きの機内は、ほぼ満席。10時に小松空港着。もちろん、空港連絡バスはちゃんと

          旅日記:8年ぶりに福井へ向かう(1/2日目)

          テレビの魅力とネットの危うさ

          インターネットが発達し、今や自分の趣味趣向に合う面白いコンテンツには無料で手軽にいつでもどこでも触れられるようになった。 スマホ画面をのぞき込む時間がどんどん増えるのに反比例してテレビはますます見なくなった。 趣味趣向に合うものが次々とレコメンドされるネットの方が、簡単に面白いと思えるものに出会える。なんなら最近はYouTuberがテレビに出たり、ネットで話題になったものがテレビで取り上げられたりしている始末。 テレビもネットの声を無視できないし、ネットを駆使して番組を盛り

          テレビの魅力とネットの危うさ

          来月より旅を再開します

          学生時代から旅行が好きで、国内たまに国外にちょこちょこ行っていた。 しかしコロナがあって以降、特殊な1回の国内旅行を除いては、ずっと旅行に行っていなかった。 すでにコロナは収束し、国外もどこでも行けるようになった。 しかし、コロナによる生活の変化で、旅行に行けなくてつらいと言っていた私も、すっかりこの生活に慣れてしまった。 案外、旅行に行かなくとも楽しく過ごせることがわかってしまった。 でも、正月の能登地震、国際情勢の悪化、国内政治の憂鬱に九州地震も重なり、いつか行こうと

          来月より旅を再開します

          火災報知器の誤作動から学んだこと

          先日、休日の早朝、やっと空が明るくなってきたくらいの時刻に、マンションの火災報知器が大音量で鳴った。 このマンションに引っ越してから初めての出来事で、火災報知器の音も生まれてはじめて聞いた。 最初の音は、緊急地震速報そっくりだった。ぐっすり寝ている時間だったので、その音で飛び起きた。「ついに大地震が来たか」と思ったが、続く言葉は「火災です」…かさいです?かさい?火災!! 「周囲を確認して、すぐに避難してください」 準備をして降りると、マンションの住人が数名エントランス前に集

          火災報知器の誤作動から学んだこと

          PMS(月経前症候群)とピルー辛いのなら婦人科へ

          私には、小学生ではじめて生理が来たときからPMSの症状があった。 思春期は生理が安定しないこともあるというのは聞いていたし、症状が出るのも仕方ないと思っていた。大人になれば楽になるはずだと信じていた。 しかし中学、高校、大学、、、と年齢を重ねても改善しない。 それどころか、症状のバリエーションが増えた。 身体症状も精神症状もあった。 具体的には、1週間~10日ほど続く便秘とそれに伴う肌荒れ、腹痛。 生理の1~2日前になると腹痛で動機がし、目の前が真っ白になって意識が飛ぶ。

          PMS(月経前症候群)とピルー辛いのなら婦人科へ

          大人こそ、しりとり遊び

          先日、しりとりをする機会があった。 思い返せば、しりとりを最後にしたのはいつだったか。 もう何十年もしていなかったと思う。 久しぶりのしりとりは、思いのほかとても楽しかった。 しりとり遊びは子どもがするもの、暇つぶしに家族でするもの、くらいのイメージがあるが、大人にこそお勧めしたい。 その理由は、しりとりに「その人らしさ」がとてもよく表れてとても面白いからだ。 しりとりは、小さい子ども同士でするのはそれはそれで楽しいが、 その子どもが幼ければ幼いほど、さほど彼らの体験に違

          大人こそ、しりとり遊び

          映画「戦雲ーいくさふむー」をみました

          今月頭に映画館でドキュメンタリー映画「戦雲ーいくさふむー」を見た。 陳腐な感想だけれど、これは日本に住む一人でも多くの人にみてほしい映画だと思った。 あらすじは以下のとおり。 映画のはじまりは、沖縄戦を体験した山里節子さんの歌で始まる。「また戦雲(いくさふむ)が湧き出してくるよ、恐ろしくて眠れない」と歌う。そこから自然と涙があふれ、映画が終わるまで涙が止まらなかった。最初から最後まで涙の止まらない映画は初めてだった。 この映画では、与那国島、宮古島、石垣島、沖縄本島などと

          映画「戦雲ーいくさふむー」をみました

          「どちらの気持ちもわかる」と言う人

          「私は〇〇の言っていることもわかるけど、〇〇の気持ちもわかるんですよね」 誰かが意見を言って、その反対意見が提示されたあとで放たれる言葉。 似たような言葉は誰でも聞いたことがあるのではないかと思う。 そしてこの発言は、その場にいる人に「この人はこの両者よりもさらに高次元で物事を見ているのだな」と感じさせる。 物事はAでもなくBでもない。その中間がちょうどいい。あるいは、そのどちらでもない。そういうことがありうる。 中庸、バランス、偏りすぎてはいけない、昨今はそんな言葉も頻

          「どちらの気持ちもわかる」と言う人

          褒められるのが嫌いなワケ

          昔から褒められることが嫌いだ。 褒められることが苦手な人は自己肯定感が低いと言われる。私は自虐もよく口にするので、なおさら自己評価が低い人と思われそうだ。でも、皆が皆そうではないと思う。 私が褒め言葉を素直に受け取らない理由と真面目な話の後で自虐を挟む理由、そしてふざけてばかりでしょうもない自分を演じる理由は全て同じだ。 「目をつけられないようにするため」だ。 人前で褒められるとそれを妬む人がいる。褒める人の中には自分が褒められたくて褒めている人がいる。自分の主義主張を明

          褒められるのが嫌いなワケ

          30代半ば独り身、溶連菌に感染しました

          タイトルの通りである。※画像は借り物で溶連菌ではありません 先週の金曜日午後、突然喉に違和感があり、「あれ?おかしいぞ?乾燥か?」と思っていたのも束の間、徐々に痛みを感じるようになった。 乾燥の場合は大抵水を飲むか油脂の含むものを食べればすぐに違和感はなくなるのだが、水を飲んでも全く変わらず。 金曜の夜中、ベッドの中で激しい喉の痛みに襲われ、目を覚ました。 翌日は頭痛と腰痛、背中の痛みにだるさ、喉の激痛はもちろん続き、 午後には微熱が、夜には38度の高熱が出た。 またコロ

          30代半ば独り身、溶連菌に感染しました