いたたまれなさと惨めさ
ニュージーランドに暮らして6年
絶え間なくいたたまれなさを感じてる
英語の世界
馴染みのない世界
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職場は末期症状
どんどん役立たずになる私
いたたまれない
ここにいてはいけない
追い立てられるように
新天地へ向かう
そのくり返しだった
寄るべない
拠るべ
依るべ
どこ?
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私の家庭は父母不在だった
母が死んだ時新しい地平線を見た
自分1人で人生の舵を切って来た
自分1人で軽やかに生きていた
何の因果か、イギリス、ニュージーランド、ベトナム、アメリカ、ミャンマーに住んだ
その転々流浪の人生は好き
でも
追い立てられるより
迎え入れられたい
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いたたまれなくて上滑りする私
追い立てられる?
追い立ててるのは私
東大卒なのに英語の世界ではまるで無能
言いたいことを言えない
逃げたい
ビクビク
惨めだ
職場で追求されてクビになるシナリオが怖い
堂々とそのシナリオを受けて惨めさを味わってもいいんだよ
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お尻が乗ってるその椅子が居場所
与えられてる
どっしり座ればいい
鎮座
足が踏んでいるその地面
どーんと構えればいい
よるべはただ己の存在一つでいい
職場で認められなくていい
今やりたいことをやればいい
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這いつくばってデッキにブラシをかける私
手伝ってくれる人はいない
助けが得られないことが愛がないみたいで
よく惨めな気持ちになってた
今は寄り添い励まして喜ぶもう1人の私が感じられる
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