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清原騒動で話題。元プロ野球投手・野村貴仁氏、9年前のインタビュー

2月末に発売された『実話ナックルズ』の最新号に、一連の清原和博“覚醒剤”逮捕騒動で、ある意味、本人よりも話題になった元プロ野球投手・野村貴仁氏のインタビュー記事が載っている。

伸び放題だったヒゲ面&謎のヘルメットという“廃人”然とした風貌の本人が、ゴミ屋敷と化した自宅で語る……という強烈すぎる画力のせいで、その“落ちぶれっぷり”にばかり注目が集まることになってしまった彼だが、実際のところ、野村貴仁という人物は、まだプロ野球選手だった頃から、自他ともに認める“変わり者”。連日メディアに登場しまくった彼の口から語られていた内容は、自身が覚醒剤の使用で逮捕された9年前から一貫して変わってない、というのが真実だったりもするのである。

(実話マッドマックス/2007年8月号)

そんなわけで今回は、僕がフリーランスのライターとして独立する直前、まだ編集者だった頃に、留置所にいた彼に直接手紙を書いて実現させた独占インタビューを再掲したい。巨人軍時代の話から、唐突に「格闘技がやりたい」「俺は強い」的なことを言いだすくだりに至るまで、野村貴仁というキャラクターが、なんらブレていないことがきっとお分かりいただけることだろう(っていうか、いま読みかえしてもめちゃくちゃおもしろい!)。

なお、文中に登場する「X選手」とは、清原容疑者のこと。それを踏まえたうえで読んでみると、なかなか感慨深いものがある。

(原稿文字数:5,725字)

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