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広告代理店の未来予測ほど信じたくないものはない
ぺんぎん氏は最近、世界の為替相場、株式市場をチェックするのが日課ということなので、新時代にはどんなことが世界や日本で起こりそうなのか、感覚的なことでいいから教えてほしい。
ぼくは、ぺりお氏からそうやって新しい世界のことを教えてもらうのが大好きだからである。
続きまして後編。前編は星野源と前野隆司と計算高さと、というお話でした。後編は新時代についてということで。元号改定というのは新しいセンチメントをうむよね。これはたしか内田樹が書いてた。グレートリセットというかね。そういうものは馬鹿にできないから、西暦だけにしてくれやシステム改変でエンジニアが死ぬみたいなはてな厨なことばかりは思わないです。
預言家でもないし、先のことは当然ながらわからない。あまりいい見通しもない。「統計的には」少子高齢化で税収も減るし日本は暗いぞ、とか働き方改革の一方でAIで人は要らなくなるから捨てられるぞ、とか、それに備えてどうの、みたいな週刊ダイヤモンド的な見方は当然あるわけです。
今日、緑の銀行で待っているあいだ、スゲエヨボヨボのばあさんが両方杖つきながら必死で窓口来ててなんか、いっそうそういうことは思ったわけです。その支店は西東京の下町だったんだけど、まあそういう人がひとり、ふたりと待合の間に増えていき、俺ら世代もそうなるのかもしれない、というね。ま、楽しい将来ではないですな。
新世代ということでおこる革新的技術とかは、まあバズワードではいっぱいあるよね。AI、ビッグデータ、5G、IoTだの、ネット周りのアレコレは大まかにはあるんだろうけど、俺は社会システムというか、人の意識に格差が出そうだなあと思っているのです。
前々から書いている中年問題の拡張というか、団塊ジュニアくらいで、右肩上がりの人生設計をしていたり、そう思い込んだりしていて詰む、みたいなことがあるんだろうなと。だから、フレキシブルに人生設計を変えられることとか、抽象的には柔軟なこころの持ち主とか、トライアンドエラーが人よりできるとか、そういうことがより重要になるのかなと思っている。若い人ほどそうだろうと思う。なんか、リンダグラッドンのライフシフトと同じことしか言っていない感じ。
ということで、年寄りすぎず若杉もしない俺としては、なるべくフットワークとれるようにしたいという感じで生きてます。会社変わるのとか、引っ越しできるのとか、所帯持ちにはなったけど、流動性を持てたら良いなと思ってるのでした。
いろいろ書こうと思ったけど、俺未来におきそうなこととか真剣に考えてないやと愕然としました。歴史勉強してそういう見通し持ちたいなと思ったりしました。戦争の経緯とか、景気循環とか、そういうマクロ社会観を持てるようにね。
締めに、これもさっきの広瀬さんのツイートだがよりビジュアルなので貼っておきます。最近好きでTwitter遡っていいねしていたものから見つけました。
ま、人生一度きりなら踊らなソンソンという感じかしら。
そんなコンヴィヴィアルな(宴会的な)会合を関西でまたやりましょう。
その日まで、dag.
(日本、アメリカ、中国の中長期的な株価見立ては書いたがなぜか消えたのでどうでもいいかからしらんと思って書かずにおきます)