【干支水滴 寅】の道行12「初老と検証」
こんにちは。上出惠悟です。
2021年の9月が終わりを告げ、10月が始まります。そして22日になればいよいよ私は40歳に。子供の頃に自分の父親が初老を迎えた事を覚えているので、何だか不思議な感覚です。先日私の住んでいる地区にある神社で、少ない人数ではありますが、同級生が集まって初老の厄祓いが行われました。皆でお金を出し合って駐車場にフェンスを奉納し、少しだけ地域の役に立った気持ちがしました。
さて、今回の寅の水滴は過去の干支水滴で言えば戌とよく似ています。直角で平らな壁についている半球状の突起(マズル)に穴(口)が開いていて、その部分から水が出る構造です。空気穴は上部(後頭部)に開けており、これも戌とほぼ同じ。ですので、水が出るかどうかは戌の水滴で検証済みという認識でいた為、あまり機能性について議論はして来ませんでした。
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