【六寸刻文皿】の道行#6「我らの道すじ」
こんにちは。上出惠悟です。
2月24日の朝、しばしの休息を得た私は、嬉野の露天温泉に浸かりながら贅沢に空を見上げていました。美しい青空でしたが、なんだか雲の動きが慌ただしいようで、遠くの空の下で暴力に震えている人たちを想像しました。彼らの苦しみを思うととても心が痛みます。
どんな国にもその土地の文化や伝統があり、それらを育み育まれた命があります。微力な私でも文化で世界を繋げようと、明るい世界をつくろうと命を燃やして来たつもりでした。尊敬する多くの仲間たちも、これまで私が影響を受けた先輩もまた同じ思いを持っています。また文化や命が侵害され破壊されることに強い憤りとやる瀬なさを感じていました。
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上出長右衛門窯の道行
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