外国人に聞いた日本人の苦手なところ
日本人から見たら「当たり前のことや考えたことないこと」も、文化の異なる海外では通用しない場合も珍しくありません。
今回は日本の文化に慣れてない外国人から見た日本人の苦手なところについて紹介できればと思います。
本音と建前
日本は、ハイコンテクスト文化の国と言われています。建前の裏に隠された本音を読み取ることは、日本人にはたやすいことですが、外国人には難しいです。日本人からすると、「相手を傷つけたくない、相手との関係を悪化したくないという優しさ」があると思いますが外国人から見ると「曖昧な返事」「本心では何を考えているかわからない」「嘘をついている」といった印象を持たれてしまいます。
議論が苦手な人多い
日本人は協調性を重要視する教育環境を通して、「多数の意見に合わせて場の空気を壊さないようにする」といった日本特有の横並び意識や協調性からくるもので、社会で生きていくために必要だと育っているのが背景にあります。周りがしていることをできるだけ合わせるようにしておけば間違いはないと考えているのです。自分の思うように行動をして後でトラブルになることを避けたいという気持ちを持っている日本人が多くて反対の意見があると、人間性を否定されたように感じてしまう人が多すぎます。例えば、会議などで他に意見があるかと聞かれる時でも、他人と反対意見や異なる価値観をもっていたとしても、自己主張をせずに相手に合わせる習慣が日本人の特徴です。
しかし、外国人の目には個性がないというふうに見えます。人それぞれで意見や考え方が違うのは当たり前なので、お互いの意見を尊重しながら前に進む方が大事です。自分の思ったことをしっかりと主張した方が、その後の付き合いが楽になり、それで離れていくのであれば、それは最初から仲良くできなかった人という考えを持っています。
仕事しすぎ
日本では残業することは当たり前になっています。自分のプライベート時間を犠牲するまで仕事を頑張る=努力しているという考え方もっていて、それが仕事に対する評価にも繋がっているという企業もまだまだ多いです。また自分の仕事が終わっても上司が忙しくて仕事をしているのに自分だけが先に上がるのは気まずいと思う日本人も多いです。そういうところは外国人と考え方が全然違う。仕事においてどれだけ長く働いたかという時間の面よりも、結果重視の構造になっています。
外国人から見た日本人の苦手なところをいくつか紹介しましたが、いかがでしたか。
外国人が日本に住んでいると、母国との違いにカルチャーショックを受けることも少なくありません。もちろん困っていることだけでなく、日本ならではの良さもあります。お互いの良い文化を尊重してより良い社会を作り出していきましょう!