老老介護・その1
8月4日父(88歳)訪問医が決まる。
家を訪ねると毎回母に「もうダメかもしれない。」と言われていたのでホッ
とする。何の医学的根拠も泣く、「もうダメかもしれない。」と言われていたのが、本当に辛かった。
ひとりで抱え込まないで、ヘルパーの人を頼むように言っても中々聞き入れて貰えない。兎に角、自分でやれるの一点張り。嫉妬深く、娘に出来ることは絶対負けたくない母。我慢しているけど本当にこちらも凹む。
9月4日老親の事で話合おうとして金曜日に弟にメールしてみた。まだ、何の連絡も来ない。今日、実家に来るらしいから私の家に寄るようにメッセージを入れた。
老老介護の渦中にいると段々正しい判断が出来なくなって来る。
両親それぞれの言い分は違うし、当人たちは痛みに耐えているから、何とかしなくてはと思う。
年老いても若い頃と同じように喧嘩もする。笑って「喧嘩するほど仲いい。」とも言ってられない。ボケてきても言い争う時は真剣だ😏
9月4日弟へのメール
ここ1ヶ月半、父と母の様子をみてきました。
8月31日には朝、母より犬の散歩の最中に転んだといわれました。
幸い綱はお友達がもってくれたそうです。〇〇ちゃんが車にひかれないでよかったです。母は余程、足が痛かったらしく、私が仕事に行っている間に病院へタクシーで行ったそうです。母は何でも自分で出来ると思っているようですが、知力、体力ともに衰えてきています。
先日、三度目の正直で主治医がきまりホットしましたが、それまでは玄関のドアを開ければ「今日はもうお父さんだめかもしれない。」と母の医学的には何の根拠もない一言に毎日私は翻弄されていました。29日の朝、便意があるにもかかわらず便をだす薬を母が無理やり父に飲ませ、父はおなかをこわし2日間のたうち回っていました。薬のやり方も母の自己流に大分なってきて、大丈夫なのか思っていたところです。訪問医の先生から薬を減らすように言われたようです。
父は29日よりほとんど食事もせず、「気持ちが悪い」しか言いません。本当に苦しいのでしょう。父の言動もわがままなのか、鬱なのか定かではありません。便がもれそうな時には普通に歩いていました。その上○〇ちゃんも歳をとり、母がやるご飯を食べなくなり、これから夜泣きも始まるかもしれません。今日は、飼い主が歳をとり引き取ってくれる施設があることを話してみました。
父はとりあえず内臓(心臓以外)は悪くないかもしれませんが、気持ちが悪かったり、足が痛かったり苦しんでいます。本人が一番辛いと思います。医者に限らず専門的な対処の仕方がある施設(医療機関が付随している)に入った方がいいのではないかと思います。
母のお友達は日中庭に倒れていたそうです。脳腫瘍でした。
今日は母に足を怪我したのだから、尿瓶やポータブルトイレを父に使うように提案しましたが聞き入れてもらいませんでした。母はほとんど人の言うことを聞きません。母が父をお世話することにも限界があると私は思っています。父母のこれからの事を話しあった方がよいと思ってこの手紙を書きました。
忙しいと思いますが、お考えをお聞かせください。
よろしくお願い致します。
20220831
追記:母は冗談のように夫婦で入れる施設(医療機関付随の)に入ろうかね。と言っています。「それもいいね。」私がといったら、弟が東京に戻るまでは出来ないと言っていました。
最近、以前に読んだ「毒親介護」石田結貴を読み返している。