きのこ散歩*2021/7/17夏きのこ祭り・その1
関東地方が梅雨明けして、この1~2週間が夏きのこの本番かと思います。夏きのこの代表格、ヤマドリタケモドキが各地で大発生中というので勇んで出かけます。気温がかなり上がるので、できるだけ朝早めに出て昼には引き揚げましょう。熱中症になっちゃいますからね!
この日最初に出会ったのはタマゴタケ。今年はタマゴタケも各地で大発生中です。全国的には早めに出始めているらしいのですが、相模原・多摩地区は先週発生が始まったところなのでまだしばらく楽しめそうです。タマゴタケ、いつ見てもかわいいですよね!
ドクツルタケのなかまがいました。真っ白な傘でササクレが控えめなので、低地型のドクツルタケでしょうか。とてもきれい。ドクツルタケも夏から秋にかけて見られるきのこですから、夏きのこと言ってもいいと思います。
ドクツルタケの詳しい記事はこちら↓
このテングタケ科のきのこはセンチコガネに食べられているところです。センチコガネに色々な部分をかじられているので、特徴が欠落していて判断がつきません。
テングタケ科のきのこがたくさん出るのも夏ならではです。でも、今日のターゲットのきのこはポルチーニのなかまのあの子たち。
夏きのこの代表格、ヤマドリタケモドキがたくさんありました。ポルチーニのなかまです。古くなっているので、管孔がオリーブ色を帯びています。
ヤマドリタケモドキの記事はこちら↓
たくさん出ているけれど、虫食いが激しかったりカビていたり育ちすぎていて朽ちかけていたり、なかなかきれいな個体に会えません。
枯葉に埋もれて出てきたばかりとみられるこのヤマドリタケモドキも、きれいに見えて触ってみると中がスカスカです。虫が食べてしまったんですね。
ヤマドリタケモドキは2~3日前がベストタイミングだったみたいです。夏きのこは朽ちるのが早いので、タイミングを見はからうのが難しいんです。平日は仕事がありますから、土日にしか見に来られないので仕方がないです。
唯一中身のしっかり詰まったヤマドリタケモドキの幼菌。こんな小さなきのこの赤ちゃんでも虫は絶対に入っていますよ。ヤマドリタケモドキは虫が付きやすいきのこなんです。
≪つづく≫