これ、桃じゃん＊ベニタケのなかま

これは桃。桃でしょ。

公園を散策していると、落葉の堆積したところに鮮やかな桃色のものが落ちている。どう見ても桃じゃん。
そっとしゃがんで観察してみると、桃ではなく赤いベニタケのなかまでした。このきのこは夏から秋にかけてよく見るきのこです。

目立つ赤色をしているので見つけやすいきのこですが、傘の大きさは1ｃｍくらいのものから10ｃｍを超えるものまで様々な種類があります。

こうして苔の中に出ていると、花が咲いたようで美しいですね。メルヘンでかわいい。絵になります。

こちらはネジバナとのコラボレーション。傘の中央から端にかけてのグラデーションや条線（傘についている放射状の線）がとてもキレイな個体です。

ネジバナと一緒に撮った個体の傘をクローズアップしてみました。どうです？グラデーションや絶妙なまだら模様がいかにも桃といった色あいでラブリーですよね。

ベニタケのなかまは森だけでなく街中の公園でもよく見られるきのこです。今回は赤いものを紹介しましたが、茶色、白、黒、黄色、紫などとてもたくさんの色のものがあります。あまりに種類が多くて見た目だけでは種類を同定できないきのこたちです。なので、ざっくりとベニタケのなかまとしか分かりません（汗）

みなさんも探してみてくださいね！