きのこ散歩＊2022/6/25ナツガキタ！

梅雨寒が続いたと思っていたら、急に暑くなりましたね。まだ6月なのに、真夏のような暑さです。本当はこんな日は朝早くきのこ散歩に出かけるほうが良いのですが、用事があり昼頃からの散策。あ…あつい！！！

あまり時間もないですし、大変暑くて危険なのであまり歩かずに済むポイントを散策します。そろそろ、夏きのこが出始める時期ですからワクワクします。

ナメクジさんの粘液まみれ……

出てるかなーまだかなーとドキドキしながら見に行くと、たくさんのきのこの影が。ヤマドリタケモドキです。身がしまってベストタイミングだったのですが、残念ながらナメクジさんのお食事後のようでした。粘液べたべた……（苦笑）

ヤマドリタケモドキについてはこちらをどうぞ↓

見た目はとってもきれいでしょ？でも……

別のポイントでは、きれいな状態のヤマドリタケモドキがたくさん！やったぜ！！

_(:3 」∠)_

柄をつまんだら全部虫食いでスカスカでした……。うん、わかってるよ、虫の入りやすいきのこだって知ってるし。

ムラサキヤマドリタケは柄が裂けやすい

お！ムラサキヤマドリタケもあります！！ムラヤマさんは、ヤマドリタケモドキより発生量が少ないきのこなので見つけるととてもうれしいのです。（それでも毎年会うことはできる程度のレア度ですけど）
暑さで柄が裂けてしまっていますね。ムラサキヤマドリタケは柄や傘が裂けやすいのです。乾燥しやすいのかな？

柄のアミアミができるようす

傘裏の管孔と柄の境目を見ると、柄のアミアミが管孔から伸びているのがわかりますね。また、このムラサキヤマドリタケは若いので管孔の表面が菌糸に覆われてクリーミーな感じになっていますが、成長すると菌糸がなくなって孔がよく見えるようになります。こういう成長のようすも観察していて楽しいポイントです。

ポルチーニ以外のきのこたちもたくさん出ていましたよ。

ウコンハツ

たぶんスギタケのなかま

ベニヒダタケのなかま

アイバカラハツモドキ

アラゲコベニチャワンタケのなかま

クラガタノボリリュウかナガエノチャワンタケか

クロノボリリュウ

いつもなら、ヒダの様子や変色性など観察するのですが、なんにせよ暑い！！暑くてやってられません！！写真も1～2枚しか撮っていないので、コンセプトの「きのこのかわいさ知らしめたい」を忘れてもはや記録写真です。今日は昼から出かけたので仕方ないんですが。

お目当てのポルチーニたちは見つけられたので熱中症になる前に帰りましょう。

でっぷりポルちゃん

梅雨も終盤にかかり、これからが夏きのこ本番です。翌週以降、たくさんの夏きのこが見られるといいな。