きのこ散歩*2024/6/21大雨の富士山・その3
前回の記事はこちら↓
テングタケ属のきのこも出ていました。テングタケのなかまも出てくると夏って感じがします。
テングタケ属ってツバ、ツボなどがあって、スラッとした姿でかっこいいですよね。
タマゴタケの卵もありました。かじられています。
かじられているおかげでタマゴタケってわかったけど、きれいな姿で会いたかったなぁ〜。
今回、一番かわいいなと思ったこちらのきのこ、クリカワヤシャイグチでしょうか。ふたつ並んで出ていると絵になりますよね。かわいーーー!
よく見ると、水滴に森が映っているんですよ!こういうシーンも雨ならではですね。きちんと雫にピントを合わせないと森が映りませんから、ここは腕の見せ所です(とか言いつつ、そんなに技術に自信ないけど)
モモイロダクリオキンです。ハナビラダクリオキンの薄ピンクバージョンですね。モモイロの方が数が少ない気がします。ちょっと脳みそっぽい?
この森は、アカヌマベニタケがたくさん出ていました。とても小さいきのこですが、真っ赤なので遠目でもよくわかります。
苔と赤いきのこってとてもフォトジェニックで、撮影するのが楽しいです。
ビビッドなきのこがいっぱい出ているの見ると、元気になれます。
アカヌマベニタケは、似たきのこが多いのでいつも同定に迷います。
アカヤマタケ、ベニヤマタケ、ベニヒガサ、ヒイロガサ、などなど。名前も似ているのでよくごっちゃになります。それぞれ特徴があるのである程度同定はできますが、毎回図鑑で確認しないと自信がないんですよね。
なんてことないきのこも、雨の森の雰囲気がよく出る写真が撮れました。
水分を含んだ苔と、森が映るきのこの傘と、暗い森の静けさが表現できたのではと思います。
あとはニョロニョロしたきのこが見たいな~と言っていたら。
ホウキタケ系のきのこがありました。
ほんの少しの散策のつもりが、なんと2時間森にいました!のどかわいたし、おやつ食べたい。こんなにきのこがたくさんあるなら、ちゃんと水分と行動食持って行ったのにーーー。
午前中は散々だったけど、富士山に来て良かった。苔ときのこを楽しんで、雨ならではの写真も撮れました。
最後に、忍野八海に行ったり、道の駅で馬刺しを買ったり、富士山の湧水を汲んだり、観光もして帰りました。
楽しかった!!遊んでくれた菌友さんたちありがとー!
【了】
<後日談>
雨に濡れたレインウェアや登山靴などを手入れして、ベランダに干そうとしたときに、窓枠に思い切り足の小指をぶつけてしまいました。
流血していたので止血しようと押さえたら、なんかやけに痛む……。冷やしてみたけど痛みが引かず、内出血もしてきた……。
昨年からずっと肩を痛めて整形外科に通院中なので、リハビリに行くついでに見てもらったら、なんと骨にヒビが入っていました!!
というわけで、骨がくっつくまできのこ散策はおあずけです(涙)