きのこ散歩*2023/3/26菌友さんと雨の中キクラゲ天国を歩く
久々に地元の菌友さんを誘って、アミガサタケ(ブラックモレル)を探しに行く約束をしました。
残念ながら当日は終日本降りの雨で冬のような寒さ。アミガサタケは出ていると思われますが、散策は大変かもしれません。
この1週間は菜種梅雨で、きのこの発生にとってはよい環境です。でもあまり降りすぎるときのこがグズグズに崩れてしまうので、ほどほどがよいのですが……。また、今年は桜の開花が早く、花散らしの雨となってしまいましたね。
長雨の時の定番きのこ、キクラゲが元気でした。キクラゲはわりと寒くても雨が降れば発生するので、このあたりでは1年中観察できるきのこです。
水分を含んでプルンプルンです。ものすごい量が出ていたので、珍しくもないキクラゲですがテンションが上がります。
雨の日おなじみのタマキクラゲも膨大な数が出ています。
春から秋にかけて気温が低くても出るきのこなので、アミガサタケを探しているととてもよく見かけます。
さて、トガリアミガサタケ。2週間前に発生を確認していた場所へみんなを案内します。無事に発生していました!
というか、巨大に成長したものがたくさんありました。案内した甲斐がありましたね。
今年まだアミガサタケ(ブラックモレル)をまだ見ていないという菌友さんはようやく春が来て嬉しそうです。きのこ好きにとっては桜が咲いてもアミガサタケを見なければ春が来たとは言えないのです。
まだ出てきたばかりの場所もあったので、来週も楽しめそうです。
他にはウラスジチャワンタケもたくさん出ていました。こちらも例年より早く出ています。まだ小さいので、1~2週間かけて大きく成長すると思います。定点観察するつもりです。
花冷えの1日でしたが、雨のおかげで花見客もほとんどおらずゆっくり散策ができました。いつもだと人通りが多くて、「何があるんですか?」って話しかけられやすいんですよね。数名で集まって撮影しているとどうしても目立つようで。
この日は人目を気にせずワイワイできて楽しかった!菌友さんと会ってお話しするのも5か月ぶりでした。感染症も落ち着いて、食事の時も気を遣わずに済むので気兼ねなく話せて最高に楽しい休日でした!
今年はアミガサタケの当たり年かもしれません。これから季節はブラックモレルからイエローモレルに変遷していきますが、イエローモレルも出てくるのが楽しみです。