きのこ散歩*2023/4/15~5/2アミガサタケの後に出るきのこたち
このところ多忙だったので、まとめての記事となってしまいました。
通院のついでに1か所だけ、ちょっとした空き時間でしか観察に行けていませんが、季節の代表となるきのこはチェックできています。
アミガサタケと同じ時期か少し後に出てくるキツネノワンとキツネノヤリタケ。どちらもクワの樹下で見られます。キツネノヤリタケの方が若干遅く出るので、アミガサタケのシーズンが終わるころに見に行くと両方見られます。
そしてアミガサタケのシーズンが終わり、次はウメハルシメジのシーズンです。梅の植えてある場所に向かうと、なんだか景色がさっぱりしすぎていて、嫌な予感が……。
ああーーーッ!
草刈りに巻き込まれて、せっかく発生したウメハルシメジが刈り取られてしまいました(涙)
今年はきのこの発生と草刈りのタイミングがぶつかってしまったようです。残念。
まだ発生するかもしれないので、翌週も見に行ってみました。
雨が少なかったので、カラカラに乾燥してしまいました。
ほかも小さなものしか出ておらず、雨の予報も少ないので今年はいい状態のウメハルシメジには出会えないかもしれません。
とりあえず発生の確認はできたのでよしとしましょう。
今年は温暖だったので、きのこもいつもより発生が早めかもしれません。時期を読みづらいです。
ゴールデンウィークに差し掛かると、今度はカンゾウタケの季節です。
カンゾウタケは古いスダジイなどから出る舌のようなかたちの不思議なきのこです。カンゾウタケが出ると、春の代表的なきのこは一通り見終わったな、と感じます。
カンゾウタケの詳しい記事はこちら↓
ここから梅雨までは少しきのこが少なくなる時期です。雨も少なく乾燥しやすいからかもしれません。全くでないわけでもなく、1年を通して見られるきのこは観察できるので、散策は続けるんですけどね。
これからはきのこの代わりに花などの植物観察がはかどる時期に入ります。植物もきのこなどの菌類と共生しているものが多いので、色々調べてみるとつながりが広がって楽しいですよ。