きのこ散歩*2023/9/11起きて5秒で決めた富士山行き・その3
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立派なタマゴタケを見つけました!
例年地元での発生を追いかけているのですが、今年は少雨の影響でまったく出ておらず、また、秋になってからの発生も見逃していました。今年はじめてのタマゴタケを富士山で見るとは。
この傘に斑点の入るベニタケ属のきのこがそこら中に発生していました。この日一番多かったんじゃないかな。
傷ついた部分が黒変するようですね。ベニタケのなかまもたくさん種類があり、分類が進んでいないので不明種だらけです。また、肉眼で見分けられないものが多いのも特徴です。
このきのこは、地味ながら傘の斑点が星のようできれいだなと思いました。
ようやく亜高山帯っぽいきのこに出くわしました。モウセンアシベニイグチです。
アシベニイグチに似ており、傘が毛氈のように毛羽立って灰色がかるのが特徴です。また、個人的には柄の色ムラがアシベニイグチよりおおざっぱというか、荒いというか、それでいてグラデーションにならないことも特徴かなと思っています。ま、全部ではないですけど。
グレーベージュのホコリタケがいました。これ、白いのより目立たないから気づかず踏んでる可能性あるな!!
この汚れた感じのイグチ(傘裏がヒダではなくスポンジ状の管孔をもつグループ)なんだったけな?
答えはシロヌメリイグチなんですが、結構色が濃いものもあるんですよね。全然白くないと名前思い出すのに苦労します。カラマツと共生するきのこです。
観察のため半分に切ってみました。うっすら青緑色に変色するのも特徴です。傘が汚白色のイメージがあるので、はじめはシロヌメリイグチと思いませんでした。
そうそう、カラマツ林といえばおなじみの秋きのこハナイグチもいました。
ハナイグチってかわいくて食べちゃいたいくらいですよねー。食菌ですが、こちらも富士山では放射線含有量が高いため、食べないほうがよろしいかと思います。
見分けるのが簡単なのできのこ狩り初心者向けのきのこと言えるでしょう。
ハナイグチの記事はこちら↓
マッチ棒のようなきのこが目に入りました。スリコギタケかな?と思ったのですが、しわが少ないことと、根元が白いのが違和感ありますね。テングノメシガイのなかまも検討しましたが、やはり根元は褐色です。うーん、またもや不明です。
【つづく】
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きのこをかわいく撮れるレンズ増やしたいです🌱🍄🌿