きのこ散歩*2021/6/26今年は色々早い
きのこ仲間のSNSでは夏きのこが盛況です。うちの方でもそろそろ気の早いきのこたちが出てきてないかな?定点観測をしている山の公園へ行ってみます。
あまりたくさん雨は降っていないのですが、湿度があるので土が湿っています。いい感じ。小さなきのこもぽつぽつ出ています。これはヒメコンイロイッポンシメジです。紺色が美しいきのこ。
傘の質感が美しいですね。
木の切り株がメキメキと割れたようなこちらもきのこです。クロコバンタケといいます。生えたてはタールのような光沢があるのが特徴です。地味中の地味なので、きのこ好きさんたちも見逃すきのこです。
これはカワリハツかな。カワリハツって、傘の色が様々に変化するのでいつも自信がないです。緑、茶色、紫、薄紅、青、など色々な色のものがあります。これがベニタケ科の同定を余計に難しくしている……と思うんです。
松の倒木からぷっくりぷくぷくマツオウジのかわいい幼菌が出ています。これぞきのこ!って感じのフォルムですてきですね。マツオウジは松旺子と書き、松から旺盛に出るからマツオウジなんですね。王子様じゃないですよ。
こちらのイグチ、なんだかわからなかったのですがツイッターでヒントをもらい、ヌメリニガイグチと同定しました。
触ってもぬめってなかったので「ヌメリ」は頭にありませんでした。粘性のあるきのこでも乾燥時はサラサラした触り心地になる場合があるんですよね、よくない決めつけをしたパターンでした。反省、反省。
カビてはいますが、これはミミブサタケだと思います。木の裏の根元にあったので、カビていなかったら気づかなかったかも!
これはナガエノチャワンタケか、クラガタノボリリュウか、どちらかです。よく似ているのでなんとも判別がつかないのですよね。顕微鏡があれば胞子を観察して同定できると思います。←買う気はないけど(笑)
竹林エリアに行くと、ぷ~んとくさいにおい……。きのこの女王、キヌガサタケが出ています!!こちらの公園では初めて見ました。
会えて嬉しい!くさい!
いつもは七夕前後なので、かなり早いお出ましです!
きのこ散策が楽しい季節になりました。このご時世であまり歩かなかったので、足の筋肉が衰えており、帰宅後踏ん張った足がだるくなってしまいました。アップダウンの多い散策コースを選んでトレーニングしておかないと、富士山を歩けないぞ!
キヌガサタケについて詳しく知りたい方はこちら↓
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