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コストパフォーマンスを考えた世界一周ルート構築案



自己紹介

ただの趣味でバックパッカーしている人です。海外経験はそんなにありません。
スカイスキャナーをいじるのが大好きです。

世界一周とは

ここでは世界一周を「太平洋と大西洋を横断しもとの国に戻ること」とし、行った国や州の数は問題としないこととする。
今回はコストパフォーマンス上のポイントを押さえつつどう回っていくかを考えるため、一般のセオリーとはかけはなれた理由つけが多々見られる。
まあ、机上論だし、参考程度に

東回りか、西回りか

西回り(東南アジア、インド辺りから行く)ルートは難易度の低く、予算の安い中継地を通ることから評価されている。
東回り(北米から行く)ルートはアメリカヨーロッパと出費の高い中継地から行き、帳簿の帳尻を合わせていくルートとして評価されている。

だがコストパフォーマンスの都合上、今回は東回りで検証するとする。ここで重要になってくるのが「偏西風」である。

画像引用:Wikipedia Commons

自転の都合上大気は西から東に流れる。これは飛行機移動では重要な要素で、日本からアメリカへ行くのとアメリカから日本へ行くのとで時間から燃料消費、すなわち値段まで違ってくる。
コストパフォーマンスの都合上、この偏西風を利用しない理由がないのだ。この偏西風を利用し一番時間のかかる太平洋、大西洋を攻略するのである。

先進国の安いもの

基本的にアメリカやヨーロッパは様々なものが高い。だが唯一と言っていいほど安いものがある。それは「大都市間の移動料金」である。大都市間に代替交通手段であったりLCCが就航していたりするため、意外にも長距離移動は安く住むのである。
また、治安やインフラの問題から「いくら値段を掛けても詰む」というリスクが先進国ともなれば多少は緩和できる。それも安いといえばそうだろう。
このため、調べてみるとメジャー度の低い「オーストラリア南米アフリカ」ルートより「北米南米アフリカ」ルート、ひいては「北米ヨーロッパルート」の方が安くなったりもする。

結節点はどこだ

飛行機は様々なところへ就航しているが、意外なところを通って意外な場所へ通じていたりもする。
ここでは調べた中で意外だったものを載せていく。

・パリ

LCC、ノースアトランティック航空はブランデンブルク、アテネ、パリ、ローマに就航している。後述のイスタンブールとセットでルート構築をしよう。

・イスタンブール

ヨーロッパ発のLCCが数多く就航している。ここを通ってヨーロッパ脱出をはかるとよい。

・ムンバイ

LCCのインディゴがあるだけでなくエチオピアのアディスアベバを経由してアフリカから脱出することができる。

・アディスアベバ

日本のみならずアジア圏ヨーロッパ圏とアフリカをつないでいる意外にも重要なポイント

・ヨハネスブルグ

アンゴラ経由になるが、南米アフリカルートはここくらいしかない。ちなみにヨハネスブルグからはアディスアベバ経由でムンバイへ行ける。

世界一周ルート構築(案)

1:ヨーロッパルート

東京→サンノゼ ZipAir
サンノゼ→ニューヨーク(JFK) フロンティア航空+その他
ニューヨーク(JFK)→パリ(シャルル・ド・ゴール) ノースアトランティック航空
パリ(シャルル・ド・ゴール)→イスタンブール トランサヴィア
イスタンブール→ムンバイ IndiGo
ムンバイ→ホーチミン ベトジェット
ホーチミン→東京 ベトジェット

特徴:ほぼLCCによるルート構築。とはいえ味気ないといえば味気ない。

2:南米アフリカルート

東京→ロサンゼルス ZipAir+その他
ロサンゼルス→サンパウロ コパ航空
サンパウロ→ヨハネスブルグ アンゴラ航空
ヨハネスブルグ→アディスアベバ エチオピア航空
アディスアベバ→ムンバイ エチオピア航空
ムンバイ→シンガポール スリランカ航空
シンガポール→東京 スクートまたはZipAir

特徴:ヨーロッパを回避したいもしくは南回りを検討する人向け。難易度は未知数

裏技

現在ロシア空域には西側諸国の航空機はなるべく近寄らないようになっている。だが比較的例外として
中国機はロシア空域を通ることができる。ヨーロッパ脱出の便を中国便にすることでより速い移動を可能にすることができる。

後記

スカイスキャナーと就航路線図をもとにルート構築するのは比較的楽しいものがある。皆さんもこれを機に自由研究として俺だけのルート構築をするとよい。


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