金沢市民は無類に甘いものが好きな説?
先日note記事にした夏はチョコレートの売上が落ちる話からいろんな統計調査を見ていて気になったのが家計調査ランキング
毎年話題になる宇都宮と宮崎と浜松の餃子の売り上げバトル
毎年話題になる宇都宮と宮崎と浜松の餃子の売り上げ争いしてるアレ
なんで盛りあがってるのか謎ですが、公の機関から餃子の売上日本一が可視化されるからだと考えてます。
そのデータ元が総務省統計局が発表してる家計調査
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&stat_infid=000040140558
サンプル調査で集めた各世帯での消費するための購入品目を集計し年間支出金額と購入数量を政府が集計して毎年2月に発表されているのです。
毎年は発表があるのですが年ごとに大きな変動があるので過去3年品目別をダイジェスト的にまとめてるのがこちら
家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング
47都道府県の県庁所在地+川崎市、相模原市、浜松市、堺市及び北九州市の家計データ
https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.htm
(2021年(令和3年)~2023年(令和5年)平均)
餃子は2023年だと浜松が1位ですが、3年平均だと21年と2年が1位だった宮崎に。
1位 宮崎市
2位 浜松市
3位 宇都宮市
いわゆるテイクアウトや持ち帰りでの購入金額で集計されており、外食は含まれないのでイベントで盛り上げるのではなく真の購入力が問われてます。
餃子以外で地域性が出てるのが
そらそうよ的なランキングですよね。
京都のパンも有名ですが、神戸をライバル意識してないから取り上げられてないようです。
餃子が盛り上がってるのは三つ巴だから。
ライバルが強くなければ競り合わないので盛り上がらないのは必定。
ここで本題のお菓子ランキングに
https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.htm
チョコレートが含まれている和菓子や洋菓子を含めた「菓子類」ランキング
代表的な銘菓がある地域ではわかりやすい結果ですが、お菓子類はそれほど地域特徴が出ていません。餃子のように猛烈なライバル意識を持つ市がいないからでしょうね。
菓子類を見ると
菓子類家計消費支出ランキング 1位から5位
金沢市 110,177円
さいたま市 106,959円
大津市 103,403円
盛岡市 101,823円
仙台市 101,530円
チョコレートの家計消費支出ランキング 1位から10位
さいたま市 8,084円
富山市 7,757円
金沢市 7,751円
奈良市 7,636 円
神戸市 7,634 円
岐阜市 7,570円
広島市 7,504円
鳥取市 7,432円
札幌市 7,343円
川崎市 7,217円
全国平均6,725円
チョコレート菓子 家計消費支出ランキング 1位₋10位
金沢市 2,985円
福島市 2,971円
山口市 2,823円
大分市 2,800円
鳥取市 2,795円
山形市 2,787円
高知市 2,719円
仙台市 2,715円
札幌市 2,712円
さいたま市 2,660円
全国 2,321円
餃子みたいにライバル都市がないから、格差が出にくいですが、この数字が推測してみますと
共通項を探していくとていくと日本海側や東北、北海道などの北の都市が多い事。
さらにランキングを冷静に見比べて思うのは
金沢市民はめっちゃ甘いもの好きなんではなかろうか説
他のランキングでも
加賀百万石といわれるように豊かな財政のもと加賀藩と前田家の政策で産業が手厚く保護されたことで独自の町民文化が花開き、有名な和菓子屋が誕生し、甘いものが売れるがゆえにいろんなお店が切磋琢磨していていくことで甘いもの好きな金沢市民が育っていたように考えてみました。
このようなニュースもあるので正解だと考えます。
無類のチョコ好き、金沢をPRした映画完成 10月から上映:
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASR9J00FQR9DPISC009.html
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