0213 理想の自分
幼稚園時代の私は、アニメの主人公になりたかった。
小学校の卒業アルバムには、児童相談員になりたいと書いていた。
中学卒業時は、漠然と教師や公務員の安定した道に進もうと考えていた。
高校卒業後進路を決める時は、教師になるか市役所職員になるか悩み、
市役所職員目指して法学部に進むことに決めた。
そして今、私は公務員にもなっていないし、正社員で働くことも出来ていない。
学生時代に思い描いていた未来の理想図通りに全くなっていない。
どこで間違ったのか、私はなぜこんなに弱くて逃げてしまうのか。
私の周りの友人は頭が良くて、努力家で、みんなきちんと夢をかなえて働いている。
その姿を見ているとみじめな気持ちになる。
過去を恨んでも仕方ない、弱い自分を認めてもがいて生きていこうとしたけれど、なかなかうまくいかなくて。
自分の将来のために努力できないし、誰かのために頑張ることもできなかった。
この歳になってやっと、自分と向き合い始めた。
自分が満足する生き方、人に依存しない生き方をするために。
自分が苦労して稼いで、大切な誰かに使うために。
自分は大器晩成型と思い込んで。
人より出遅れた分、人より努力していこう。
うまくいかないかもしれない、でも考えていても仕方ない。
行動あるのみ。
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