【犬猫の輸血治療と献血について】
みなさんは輸血という治療法が人間にあるようにわんちゃん・ねこちゃんにも行われていることをご存知でしたか?
わたしは愛犬ちょこたんが腎不全を患い、輸血が必要と宣告されるまで恥ずかしながら知りませんでした。
しかし、人間と同じ治療を必要とするにも関わらず、『医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律※薬機法』により、病院間での血液の移動が制限されているため、患者のわんちゃん・ねこちゃん、各動物病院では自力での血液確保を余儀なくされているのが現状です。
多くの病院ではドナーとなるわんちゃん、ねこちゃんを常に募集していますが、献血条件にに当てはまる子が限られていること、輸血治療・献血についてあまり周知されていないためドナー集めに困窮しています。
ひとりでも多くの大切な命を救うため、皆さまに犬猫の輸血・献血についてご理解いただき、ご協力いただけたらと思い、筆を執りました。
次回は輸血ドナーの条件について勉強したいと思います。
*参考文献*
■ダクタリ動物病院京都医療センター(https://www.daktari.info/feature/transfusion.html)
■ACプラザ苅谷動物病院 献血リーフレット(http://www.ac-plaza.co.jp/service/blood/)