No.23 開封して数ヶ月経過したアリバ種85%と100%の変化
2019年末にCraft Chocolate Festivalというイベントでアリバ種85%の板チョコを購入しまして、
食べ比べしようと思って別ブランドですが100%も購入しました。
数ヶ月に渡り味の変化を愉しみつつ、
賞味期限超えてどのように変化するのかも試しました。
オンラインショップ
Cacao ∞ Magic(カカオマジック)
アリバ種に出会って惚れ込んでチョコ作り始めたとのことでしたので、
アリバ種の味をしっかり愉しめる板チョコを1枚購入。
MAMANO CHOCOLATE
85%との比較のため、それと久しぶりに100%も食べたくなったためお店に行って購入。
85%
チョコの色は濃いカカオ色で写真よりもう少し濃いです。
断面がわかりやすいように明るめに撮りました。
開封日
2020/1/13
音、見た目
溝に沿ってぱきっと割れます。
表面はすべすべで固めのしっかりした板チョコです。
食べて感じた味
甘味 ★☆☆☆☆
酸味 ★☆☆☆☆
苦味 ★☆☆☆☆
渋味 ★☆☆☆☆
滑らかさ ★☆☆☆☆
カカオ ★★★★★
若干の甘味と酸味があり、
カカオの苦味渋味はそこまで強くはありませんでした。
味の強弱は 苦味>渋味>甘味酸味 と感じました。
余韻は苦味が残るけれど次第にまろやかになり、
カカオの風味が豊かで口中にどっしりと広がっていきます。
ひとかけらよりも2~3欠片続けて食べて苦味に慣れると
アリバ種カカオの魅力を感じることができると思いました。
100%
開封日
2019/11 月末
食べて感じた味
苦味 ★★★★★
渋味 ★★★☆☆
滑らかさ ★☆☆☆☆
カカオ ★★★★★
苦味と渋味が強く、カカオをダイレクトに感じる一口サイズのチョコです。
大量に食べるチョコではなく1粒1粒をしっかり感じて愉しむタイプだと思います。
100%はそのまま食べられないという人はショコラショーにすると美味しくいただくことができます。
時間経過による変化
85%
チョコ袋は密封できるタイプなので空気を抜いて閉じて保存していました。
開封1ヶ月後あたりから後味に日本酒のような切れが出始め、
賞味期限を過ぎた2020年7月まで日本酒のような切れが徐々に増していきました。フルーティさやナッツのような味わいは変化しませんでしたが、時間経過で余韻がシャープな切れ味へと変化しました。
酸化により舌触りが劣化したというようなことは然程感じませんでした。
賞味期限が多少過ぎても最後まで美味しく食べられるチョコレートだと思います。
100%
缶の中の袋は密封されてはいません。シールで袋を留めています。
缶の蓋を閉じて食べたいときだけ開けて食べていました。
特に変化を感じない期間は長く、
2020年4月に微かにフルーティさを感じるようになりました。
賞味期限を過ぎた2020年6~7月は徐々にカカオの力強さが弱くなり、すっきりした余韻になりました。力強さが弱くなるといっても元が100%なので、80%台くらいのカカオ感に落ちる程度です。
味わいに大きな変化はないと感じましたので、賞味期限以内に食べた方がよいかなと思います。
日本酒のようなスッキリ感がとても強いチョコ
別ブランドですが、C&C Factoryのチョコレートは日本酒のようなスッキリした切れ味のあるチョコレートを目指して作られているので、開封直後から日本酒のようなスッキリした切れ味を感じることができます。
今回の食べ比べと今までの経験から、原材料に砂糖が入っている方が余韻の変化が大きいと感じています。
賞味期限と保存状態にご注意
数ヶ月程度であれば賞味期限過ぎてもそこまで問題はないなと思いました。
原材料がカカオのみ、またはカカオと砂糖だけなので賞味期限過ぎても大丈夫だろうと思いましたが、フルーツやミルクが入っているチョコは期限内に食べ終わるようにした方がよいでしょう。
保存状態が悪いと下図のようにカビが生えてしまいますので、賞味期限以降に食べる際は自己責任です。今年のバレンタインで購入したピーターバイヤーの最後の一粒をジップロックで密封していなかったので日本の梅雨にやられました。。。ご注意を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?