MILTOS
店名:ミルトス
種別:BEAN TO BAR
国名:日本/愛媛
今回は、四国の霧深い山奥でつくられたBEAN TO BARチョコレートブランド『ミルトス』さんの備忘録です。(マニア向け)
ミルトスは、愛媛県中央市切山地区を拠点とするコーヒー豆焙煎所、チョコレート・スイーツ工房であるGBCキリヤマベースさんのチョコブランドになります。
地方創生テーマに2014年に1号店を、2017年に限界集落に2号店をオープンしました。
店主の高橋賢次氏は、エスプレッソコーヒーに感銘を受けコーヒーを取り扱ったのがはじまりで、コーヒー豆の産地には良質なカカオ豆があることに着目し、チョコレートの生産も手掛け始めました。
カカオ豆は、現地の生産者から直接仕入れ、乳化剤などの添加物を一切使用せず、カカオ豆と四国中央市で栽培されたサトウキビからできた砂糖を使用してチョコレートを作っています。
ベトナム ベンチェ
27g 815円
まず封を切った時の香りがとてもよいです。モールドは薄めと厚めの厚さ違いで、同じチョコで2度楽しめます。
ベトナム高地っぽいベリ一系の酸味で、焙煎はかなり深煎です。薄い部分は酸味がカカオパルプの果肉のような心地よい酸味でした。口の中で変化していかず、ずっと一定に酸味と苦味をキープしている珍しいタイプでした。
厚めの方は、味の方向性は同じですが、カカオバターをより感じることができ、ややミルキーになりました。
この“STAY GOLD“
COCOHA EDITIONのパッケージは地元小学生が書いたもので、子供心を忘れないでというメッセージだそうです。
このチョコは、高橋氏に直接酸味系でイチオシをうかがって教えて頂いた1枚で、美味しかったです。
坊っちゃん列車ダークグリーンティー 27g 815円
松山市のシンボル「坊ちゃん列車」とのコラボチョコです。
控えめなフルティー感からナッティでバター感のある甘さ控えめなチョコが出たらに、新宮町産の抹茶のほろ苦くも、抹茶のみずみずしい香りがたつ、美味しい大人チョコでした。
モールドは路線図をモチーフにした迷路になっていて、ひと遊びしてから食べるのも楽しい。
抹茶+チョコは、なかなか抹茶の良さが前に出ないですが、この抹茶はどれだけ混ぜているのか、かなりお茶の香りがたっていて、とても美味しいお抹茶を使用されているのはよくわかりました。
国内小規模生産ならではの、どちらも丁寧なつくりです。
こちらのお店は、ICA ワールドファィナルで銀賞や銅賞を受賞しているチョコも多くあります。
コロナのためか通販は品薄状態ですが、ご興味のあるかたは、ぜひお試しください。
▽ミルトス
https://miltos.stores.jp/
おまけ
ロックの日にちなんで
わりと名曲 TOM CATを…。
いつも読んでくださり
ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶