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チョコレート|CRIOLLO
店名:クリオロ
種別:パティスリー
国名:日本 東京 小竹向原・中目黒
新作ショコラ・アンフュジョンの備忘禄です。アンフュゼが、フランス語で『煎じる』『煮出す』という意味で、アンフュジョンは煮出したもの。カカオバターや生クリームに食材を煮出すことで、それぞれの素材が持つナチュラルな風味をより深く引き出しています。儚くも変化する余韻を楽しめるショコラでした。
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➀トム ヤム クン
ホワイトチョコのガナッシュにココナッツやカフィアライム、レモングラス、ガランガルを合わせ、スパイシーな香り広がる複雑な風味
②プレーン・ダークカカオ
生クリームにカカオニブを煮出し、カカオ本来のフルーティさを引き立たせています。時間差で楽しめるチョコレート。素晴らしい。
③ココ・シークワーサー
シークワサー果汁を染み込ませたココナッツに、ヘーゼルナッツのジャンドゥージャとアーモンドのペーストを合わせています。二転三転味変していく様子が面白い。
➃ドゥーブル・パッション
エチオピア産の希少なスパイス、パッションペッパーのスパイシーな香りと、パッションフルーツを合わせた、華やかな酸味がチョコレートの味わいを引き立てる。違う酸味が時間差で押し寄せる。パッションペッパーは初めて食べたけど、こんなのあるんですね。知らなかった。ほぼパッションフルーツ。
➄プラリネ・抹茶
ローストしたヘーゼルナッツとアーモンドのプラリネに西尾抹茶を合わせ、カカオバターにも抹茶を煮出し、コクと抹茶の風味を最大限引き出した。
西尾抹茶は毎回美味しい。プラリネも素晴らしかった。
⑥柚子・バジル
日本の柚子とヨーロッパのバジルを組み合わせた革新的なチョコレート。ガナッシュも滑らか。フレッシュな柚子でとても華やかにはじまり、バジルの風味が全体を落ち着かせていて恋するふたりを思わせる匠の技。
⑦シソ・フランボワーズ
日本のバジルと言われるシソはチョコレートとの相性も良く、フランボワーズのフルーティさと合わせると絶妙なバランスに。シソの存在感は最初ないけれど、最後はしっかりとシソで終わる。そつない。実に素晴らしい。
⑧プラリネ・ジャンジャンブル
カリカリ食感を残したヘーゼルナッツとアーモンドのプラリネに、生姜のピリッとした刺激を加えた一粒。カカオバターに生姜を煮出すことで、より爽やかな味わい。
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生クリームとカカオバターに直接煮出すのか。なるほど、なるほど。技術は以前からあるけれど、生クリームとカカオバターの溶ける温度が違うからそれぞれに味をのせて、時間差でその味が出てくるようなことをしているのか。生クリームとカカオバターのどちらかひとつはあるけど、ふたつにアンフュジョンすることはほぼなくて、これは新体験。ショコラを美味しくする技術は日々進化しているとシミジミする。
こちらのショコラ8個のうち、フランスの『サロン・デュ・ショコラ』内で開催されるショコラ愛好家団体主催の『C.C.C』品評会で金賞を受賞しているショコラが4個のあります。
➀トムヤムクン
②プレーンダークカカオ
⑥柚子・バジル
⑧プラリネ・ジャンジャンブル
個人的には➃ドゥーブル・パッションも金賞にしたいくらい。
まだ催事で販売中かと思われます。
バレンタインチョコレートを決めかねている方にはオススメします。
チョコレートケーキのトレゾー(ピスタチオ)も食べました。
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個人的には2023年に食べた抹茶の方が好みです。でも抹茶の販売はありません。最近は外国人観光客が抹茶を買い占めて、抹茶の価格も高騰しています。今年は日本全国で抹茶商品が控えめになるかもしれませんね。
いつも読んでくださり
ありがとうございます٩(*'ω'*)و💕