Pump Street Chocolate【チョコレート】
店名:パンプストリートチョコレート
種別:ベーカリー&チョコレートショップ
地域:イギリス サフォーク州
パンプストリートはクラフトチョコレートの愛好家さんやチョコレートを製造している同業者さんにも熱烈なファンがいるチョコレートブランドです。
厳選したカカオを自ら直輸入し、焙煎工程から自社でチョコレートを製造しています。チョコレート中にパン粉を混ぜたブレッドシリーズは受賞歴も多くとても人気があります。
コロナが収束するまでの約2年間、パンプさんはチョコレートを製造していなかったので、いつ再開するのか気になっていましたが、昨年5月にパッケージも新たにチョコレートの製造販売を再開しました。
★MADAGASCAR MILK 58%
Akesson's Organic Estate
キャラメルと糖蜜の香りが漂いつつ、マダガスカル産カカオらしいスパイシーな後味もある。その全体を濃厚なミルクでやさしく包みこんでいます。
幸せのカケラですわ。
★JAMAICA 75%
Banchelor's Hall Estate
マットなのにジューシーなベリーの風味がやんわりと広がりつつ、爽やかな森に入ったような清々しさがきたと思ったら、最後は何とも言えないやさしい酸味が現れます。ジャマイカ産はこんな感じだったかな?
テイストがやさしくもマニアック。
★ECUADOR 85%(青色パッケージ)
Haclenda Limon(ハシエダリモン農園)
エクアドル産アリバ種のカカオ85%です。ベーカリーシリーズのベースはだいたいこのダブレットです。アリバ種らしい口溶けしないマットな仕上がりに、噛んだときに特有の華やかな香味とバニラ感、ほのかな酸味が広がります。後味はビールの酵母のような風味。Antidoteさんのアリバ種にもかなり近いかな。アリバ種の良さを引き立てるためにあえてパン粉を入れて噛ませて食べさせるアイデアはすごく道理に適っていると思う。
★RYE CRUMB, MILK & SEA SALT 60%(茶色のパッケージ)
Ecuador Haclenda Limon(ハシエダリモン農園)
ライ麦パンのパン粉とハレンモンの海塩を入れた60%ミルクチョコレート。サクサクした食感でナッツのような酸味を感じるライ麦、海塩の塩気も丁度良く、クリーミーなミルクのコクと全体のバランスが素晴らしい。
★SOURDOUGH & SEA SALT 66%(アイボリー色のパッケージ)
Ecuador Haclenda Limon(ハシエダリモン農園)
パンプの代表的な1枚。天然酵母を使ったチョコレートです。サクサクパン粉とモルトの風味です。新しくなった大きい方も購入しました。アリバ種の割にミルクチョコレートのような柔らかさがあります。もう少しかたい印象だったけれど。室温で溶けてきたかな。まさか天然発酵でチョコの発酵がさらに進んだのかな?半年くらい寝かせて再度検証したい。
★COOKIE CHIP 60%
Ecuador Haclenda Limon(ハシエダリモン農園)
クッキーチップはパワーアップして新しくなっていますね。もうチョコレートというよりもクッキー?というか、チョコサブレですね。しかもやり手のショコラティエがつくる方向性のサブレです。バターとキャラメルの風味が今どきな感じ。やっぱりサクサクのチョコにめっぽう弱いわ。
CROISSANT 62%
Ecuador Haclenda Limon(ハシエダリモン農園)
ベーカリーで手作りされたクロワッサンをチョコレートに閉じ込めちゃった一枚。発酵バターとパンの焦げ目の風味ふわっと広がります。ミルクは入っているけれど濃厚さはなく、さっぱり仕上がっています。
やっぱりクロワッサンが一番好きだ。
今年の春は新商品も登場していました。在庫があるので買い控えたけど、次はホットクロスバン60%食べてみたいな。
いつも読んでくださりありがとうございます。
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