SILS MARIA
ブランド名:シルスマリア
種別:チョコメーカー
国名:日本 横浜
今回は1988年に生チョコレートを日本で初めて販売したお店『シルスマリア』さんの備忘録です。
(マニア向け)
公園通りの石畳
シルスミルク 10粒 700円
チョコはベルギー産のミルクチョコを使用しています。乳化剤や安定剤を使用していて生クリームやバタ一の使用はしていません。
特別な感じはしませんが、色々な生チョコを頂くうえで基準になる一品ではあります。
日本の生チョコレートの規格としてシルスマリアさんの生チョコの成分率が定義されています。
【生チョコレートの定義】
チョコレート40%以上
クリーム10%以上
水分10%以上(クリーム水分含む)
ちなみにベルギーチョコとは、アフリカ界隈のカカオをベルギーチョコメーカー各社が独自でブレンドした粒子感の細かいチョコレートの総称です。
ベルギーの植民地だったコンゴではカカオが採れなかったので、各国のカカオをブレンドするしかなかった時代背景がベルギーチョコにはあったりします。
シルスビター 10粒 700円
ビターは初めて手に取りました。あまりビターの生チョコってないかもしれないですね。
仕上りでカカオ70%くらいの甘さだから使用しているチョコレートは80~90%の高カカオチョコかな?粒子感は細かい。
スノーベリー 10粒 700円
ホワイトチョコにイチゴが入っています。雰囲気は六花亭のホワイトチョコに似ていますがミルク感は比較するとやや弱めでした。
イチゴがフリーズドライでもなくジャムでもなくて、フレッシュでもなく…うーんフレッシュなのかな…ちょっと謎ですが、ちゃんと生のイチゴ味がしました。
✳
2007年に放送されたドラマ『ハケンの品格』の第6話 人生いろいろ島倉ちょこ回で大前春子(篠原涼子)がバレンタインチョコを販売していたシルスマリオのチョコはシルスマリアさんがモデルになっています。
ご興味のあるかたは
試してみてくださいませ~
おまけ
記事を書きながら日本における生チョコって意外と最近なんだと思いました。
1990年代の後半までヨーロッパのショコラ専門店は日本に上陸してなかったし、日本のサロショも20周年だし
生チョコレートにしても、ガナッシュにしても、皆創意工夫をしてものスゴイ進化を遂げて今のショコラがあるのだと
感慨深く思ったりして…。
いつも読んでくださり
ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶