meiji THE chocolate 2022~#チョコレート
今回は9月20日にリニューアルした『meiji THE chocolate』の備忘録です。フルリニューアルは2年ぶりだろうか?
1箱に個装パックが12枚(1回食べきりサイズ)入っています。過剰包装ではあるけれど、産地不明チョコの産地を確認する保管用としては、うれしい個別包装対応。
厚みは6mm→5mmに変更され、噛まなくても溶けやすくなっている点もうれしい。
内容量は50g→42gやや減りましたが、お値段はほぼ変更なし税込み250円。
基本的に使用しているカカオ豆はリニューアル前とは同じかと思われますが、全体の印象としては発酵がとてもよくなっていて、雑味がかなり減少しました。どの産地もとてもよいタブレットに仕上がっています。
ベネズエラ
ナッティさはこれまでのベネズエラ産と同じ。ローストは強めで、今までより少し苦みを感じるけれど、発酵コントロールが良いうえに、カカオの風味も強く、これまでのベネズエラを大きく改善していて、良いタブレットに仕上っていると思う。(厚みも丁度いいのかな)
ブラジル
赤い果実のようなシトラスのような酸味や噛んだ時のダークチェリ一の雰囲気は以前と同じ。発酵のコントロールがうまくいっていて以前の柑橘のよう強い酸味や複雑なテイスト感じはないものの美味しい。ローストはマイルドだが風味はわりとスモーキーではある。
後味の粉っぽさが少し気になる。
ペルー
ローズウォーターっぽいフローラルから、樹皮の土っぽさ、ハッカやハ角の風味のあとのに少しミルキーは以前と同じカカオのフレーバー。
以前は最後に不快な苦みがありましたが、そこも改善され良い発酵具合です。後味の粉っぽさが少し気になる。
ドミニカ
このスパイス感がいつも何だかわからないけど、スパイシーです。ミルキーからベリーっぽい濃厚な酸味。以前はかなり苦みとスモーキーさがあったけど、それがほとんど感じないレベルに改善されて、この大きな飛躍に少し感動すら覚える。発酵コントロールバッチリです!
前回THE chocolate 2020年リニューアル記事はこちら
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noteにチョコレートの備忘禄を書いて2年半が経ちました。
テイスティングすることに正直ちょっと自信はないのですが、チョコレートの味を文字に残すことによって、2年前に食べたチョコレートの味を鮮やかに思い出せて、これまで書いきてよかったなと思いました。
今回は明治さんの企業努力というか、チョコレート改善の歴史みたいなものが感じられてちょっとうれしいかったです。
いつもチョコ記事にお付き合いくださり
ありがとうございます。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶