AMAZON CACAO〈2〉
名称:アマゾンカカオ
種別:料理人
国名:日本/ 長野県
昨年も記事にしていますアマゾンカカオさんの備忘録です。これまでサロン・ドゥ・ショコラでは、お料理の提供だったアマゾンカカオですが、今年は個人向けの商品(タブレット)を作ってくれました。
ガリンペイロとはアマゾン川流域で金鉱山で採掘する労働者のことです。
チョコレートはペルー北部・マルティン県タラポトのカカオ村にて無農薬で丁寧につくられたクリオロ種のカカオです。ミルキーからはじまりスモーキーを纏ったらバニラっぽい風味もしつつ、優しい酸味もあります。粒子は細かくかなり繊細な味わいです。チョコの方が金鉱山の金をイメージしているのかな。
ナッツも大量に入っています。ブラジルナッツ・マカンボ・アーモンド・ヘーゼルナッツ、さらにカカオニブやカカオパルプを煮詰めたシロップも入っているので、全体は無骨な印象のチョコレートに仕上っています。
このナッツの感じが金鉱で働く労働者だったり、掘っても掘っても岩がゴロゴロ出てくる土のようなイメージなのかもしれません。
チョコをかじる度に違うイメージのお味が出てきて面白い。
マカンボナッツは別名ホワイトカカオとも呼ばれ、カカオの親戚で種(ナッツ)はスーパーフードらしく松の実みたいな風味がしました。これはクリオロ種のホワイトカカオとは別物なので、なにかとややこしい。
トッピングの金箔はチョコを袋から出す際にセロハンの粘着テープに全部ついてしまい、チョコには全く付いてこないよぅー
バターで揚げ焼きにした鷄ムネ肉は厚みがあるのに低温調理したみたいにとても柔らかでした。
中東のスパイス『デュカ』とアマゾンカカオがたっぷりかかっています。『デュカ』はクミン・コリアンダー・ナッツ・塩の4種類が基本の材料みたいです。今度家でも作ってみたい。
カカオスープソースの上にカフェマソンの焙煎コーヒ一豆を使ったメレンゲを練り込んだアイスがのっている。昨年は湧き水とカカオジェラートでしたが、今年の方がカカオ感がより増す印象でした。
上にのってるメレンゲのカリカリが美味しいのよん♪
↓昨年の記事はコチラ
ガリンペイロについて少し調べていたら、セバスチャン・サルガドの写真に目がとまりました。
鉱山労働者の写真です。
彼らは奴隷ではなく、一攫千金のため過酷な労働をする猛者たちです。
『自ら然る』って言葉がポンと浮かんで、この写真を撮ったセバスチャン・サルガドという人はどんな方?と興味を持ちました。
写真家である彼は緑化をすすめることで地球が本来あるべき姿に戻していこうと尽力していました。
思ったことは
世界は二酸化炭素排出削減に取り組んでいるけれど、二酸化炭素を吸って酸素を出すのは植物だけだから、そこは無視しちゃダメなんだよね…。森は尊い
何をすべきかスッキリした。
NO GREEN🌱NO LIFE
いつも読んでくださり
ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶