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根津美術館のかきつばたが見頃です!

根津美術館は、東武鉄道の社長などを務めた実業家・初代根津嘉一郎(1860~1940)が蒐集した日本・東洋の古美術品コレクションを保存し、展示するためにつくられた美術館です。

「国宝・燕子花図屏風 -デザインの日本美術-」

そちらで現在開催中なのが、尾形光琳(1658~1716)の筆になる国宝「燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)」の特別展です。

会期:2024年4月13日(土)〜5月12日(日)

今朝、お天気とかきつばたの開花情報をチェックして、オンライン日時指定予約をして、10時過ぎに伺いました。

国宝・燕子花図屏風
総金地に咲き誇るカキツバタの群生。『伊勢物語』第9段「東下り」の八橋の場面に着想を得つつ、裕福な注文主を想定させる高品質な絵具をふんだんに用い、かつ現代のグラフィックデザインを先駆ける作品である。

https://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html

燕子花図屏風は、江戸時代の作品。右隻、左隻合わせると7mにも及びます。さすがに存在感があります。

唐衣着つつなれにしつましあればはるばる来ぬる旅をしぞ思ふ

作者は在原業平。古今和歌集にも収められています。
学生の頃、習いましたよね… 折り句、枕詞、序詞、掛詞、縁語、係り結びなどの技法が用いられています。

ら衣
つつなれにし
ましあれば
るばる来ぬる
びをしぞ思ふ

今回は、”デザインの日本美術”という切口の展示でした。大河ドラマにご出演中の藤原公任筆になる尾形切(業平集断簡) もありまして、ちょっと親近感。

そしてもちろん、屏風も他の作品も素晴らしいのですが、お目当てはお庭のかきつばた!笑 ちょうど見頃だということで、そそくさとお庭へ…

まさに見頃はないですか?お天気もよくて、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

この後、ほんとはNEZU CAFEでゆっくりランチをしたかったのですが、行列ができていましたので、今日は退散。近くのヨックモックに避難しました!


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