酒売場で、まだ死ねないと思う。
今朝10時。
私はとある大型スーパーの酒売場にいた。
20歳になった息子と、
先日、"おすすめのお酒"の話題になった。
その余韻もあって、
朝からフラフラと酒売場に来てしまった。
いつも買っているアルコール類が、
どこにあるか、いつもより安いか高いか、
安くていい感じのワインはないかな、
新発売のビールはどれ?
なんて、
普段は、決まったものだけを目指す。
だけど、今日は、何か違った。
酒売場を、遠目に見ながら、
こんなにたくさんの種類のお酒があるのに、
ほとんど飲んだことないぞ。
って、思ったのだ。
その感情のまま、酒売場に足を踏み入れると
いつもと違う視点が生まれた。
昔からあるけど、
飲んだことないお酒の多いこと…
意外と種類も豊富な
クラフトジンなど、日本産のお酒の存在。
そのお酒の作り手がどこかにいて、
今日もお酒を作っている。
etc…
お酒が好きだと思っていたけど、
なーんにも知らない息子と
変わらないなぁーって。
んで、酒売場を何回もぐるぐるしながら、
"一生かかっても、知り尽くせない世界"
があるって思ったら、ワクワクしてきて、
別に死ぬ予定もないのに、
「知らないことばかりで、
まだ死ねないな」
と思った。
読書が好きな人は、
きっと図書館の膨大な本を目の前にして
そう思うのかな?
"無知の知"の効果なのか、
すごくすごく良い気分。
オットとハイボールを飲み比べてみる。
値段が、倍くらい違うこの2種
食事前に飲み比べたら、
高い方が深みがあって美味しい。
でも、食事の途中からは、
安い方が美味しく感じて、
私たち、やっぱり庶民だね。
って結論。
平日から飲んでしまい、
食べ終わった食器をそのままに、
ダラダラとブログを書くのが、
なにげに、最高。
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