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言葉の力とコミュニケーション

今日は珍しく仕事関連のことを書こうと思う。
最近私の心をザワつかせている上司がいる。
一見人当たりが良く、優しいのだが、どうにも周りから聞く評判があまり良ろしくないのだ。
なお、私に対してはとても優しいし評判のような悪い場面になったようなことは今のところ、まだ無い。
仕事はとてもできる上司なのだが、部下に何か問題があった時の伝え方がとてもまずいのだ。
具体的には……

・下手に出て人を試そうとする
・遠回しすぎて意図が伝わらない
・人の人格を否定するようなことをいう

ざっとこんな感じだ。
何か問題があり、上司が部下に伝えようとしているのかこのような態度をとってしまった結果、部下は『不信感』をもつ。そして、『信頼』がなくなる。部下としては、どのような意図で言われたのかよく分からない上に自分のことを否定されている訳だから、信頼なんて出来るはずもない。このような上司がいると部下は『疲弊』してしまう。
そして『信頼』が無くなった状態でコミュニケーションをとったとしても、もう上司に対して既に『疑心闇鬼』だ。またどうせ否定するんでしょう、と内心考えてしまう。
『信頼』をとりもどすのには時間があまりにもかかりすぎる。

では、どうしたらできる上司の意図が上手く伝わるのか、今後の私の為にも考察してみた。

まずは……
・遠回しすぎて意図が伝わらない
→問題点を分かりやすく具体的に伝える
自分で頭で考えろとかそういうのいらない。
あまりにも遠回しだと『ただの嫌味』と捉える人もいるし、誤った解釈されてしまうデメリットがあるため。

・人の人格を否定するようなことをいう
→まずは肯定をする。人は誰しも認めてもらいたい生き物だし、否定されると『反発』したくなる。肯定した上で、人格ではなくその人の『問題点』のみを指摘し改善できるよう支える。

そして、はたして上司だけが悪いのだろうか。私はそうは思わない。
上司と部下とのコミュニケーションで『違和感』を感じた時の部下の対応も重要だと感じている。
その『違和感』をそのままにしてしまったせいで分かり合えていないという点だ。
遠回しに言われた時に、要点は何処にあるのか聞き返してもいいかもしれない。間違った解釈をしていないか確認するためだ。
そうする事で、上司の意図が伝わり問題点を解決する糸口が見つかるかもしれない。

こんな感じだろうか。
できる上司はとてもありがたいが、コミュニケーションによって職場の士気を下げてしまうこともある。上司には改善してもらいたいものだ。
(仕事はできるし素敵なところは私も真似していくつもりだ。)

私の理想の上司像は、
・先陣を切って突き進む
・部下の成長をサポートする
・職場の士気を高める
・ユーモアがある

こんな人だ。そして最後のユーモアはかかせない。仕事は楽しくやらないとね。
今は同じ署にはいないが、私の尊敬している上司はこのような素敵な人で、いつも思い出しては会いたくなってしまう。ユーモアセンス抜群、コミュニケーションがとても上手く、接する人皆が好きになってしまうような素敵な人柄なのだ。そしてとにかく『褒め上手』だ。言葉の力をよく知っていて、職場の士気を高めるのがとても上手い。こんな上司に一生ついて行きたい!
そしてこんな上司に私もいつかなりたい。

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