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紫の花と、ほっそりした葉が印象的。オオムラサキツユクサ

5月。たくさんの花が咲く季節ですね。

庭を整備していたり、道を散歩していると、見知らぬ名前の花を見つけるようになりました。

一体、どんな名前なんだろう?

そう思って調べてみたので、紹介したいと思います。これからお散歩される方の参考になれば嬉しいです。

あるとき、庭で見つけた花

庭で見つけた細い葉の群集。小さな蕾をつけていました。

一体、何の花だろう?
いつの間にこんなに集まっていたのだろう?

そう思っていると、あるとき、花が咲きました。
紫で、3枚の花びら。とても可愛いです。

そして、ずっと咲いているのかと思えば、時間帯によっては閉じてしまう。ずっと咲いているわけではないのです。とても不思議・・・。

この花の名前は?

名前を調べてみると「オオムラサキツユクサ」でした!

「ツユクサ」とついているのは、朝咲いた花が、昼しぼむことが朝露を連想させることから、「露草」と名付けられたという説があるそうです。(ウィキペディアより)

そうそう、まさに!朝に咲いて、その後しぼんでしまうんですよね。そこから「ツユクサ」がきているとは、なるほどでした。

仲間の花は?

調べてみると、オオムラサキツユクサには他の種類もありました。

「ムラサキツユクサ」です。花径2~2.5cmくらいの紫色の花が咲くそうです。

オオムラサキツユクサは、花径が4~5cmくらい。ムラサキツユクサより大きい花が咲くので、「オオムラサキツユクサ」なんですね。

どうして、花が閉じたり、開いたりするの?

すごく不思議なのが、花が閉じたり、開いたりすること。朝や夕方、晴れた日や曇りの日で異なるので、気温や時間が関係しているように思いました。

なぜ、花が閉じたり、開いたりするのか?

調べてみると、植物が葉や花弁を閉じたり開いたりする運動のことを「傾性運動」というそうです。この運動が起きる理由は、植物によって異なるとのこと。一般的には、温度が関係しているそうです。

温度が暖かくなってきたときに、花が閉じていると、花弁で包み込まれた内側の温度が高くなってきます。そうすると、内側の成長率が高くなります。内側と外側で成長率が異なってしまうため、花が開くそうです。

反対に、花が開いているときに温度が下がってくると、花弁の外側の温度が下がるため、成長率が下がります。そうすると、また内側と外側で成長率が異なってしまうので、花が閉じるとのことでした。

なるほど!でもですねー、オオムラサキツユクサを見ていると、雨が降っていて、光が当たらず、気温が低いときでも咲いていました。温度の違いがオオムラサキツユクサには当てはまっているかは、ちょっと疑問です。

もしかしたら、涼しいときに咲いて、暑いと閉じるのかな?オオムラサキツユクサ自身の好きな温度があるのかもしれません。

そして、ふと庭をみると、雨の中、午後5時で咲いているオオムラサキツユクサ・・・。この温度が好きなのかもしれないですね。これからも、咲いている時間をチェックしてみようと思います。

みなさんも、是非、道ばたの花を見てみてくださいね。新しい発見があるかもしれないですよ!

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