![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123675769/rectangle_large_type_2_4f2526cf4685ec9ea0c3a83460ca4693.png?width=1200)
慢性子宮内膜炎(CE) CD138とは?
※この記事ではプロモーション広告を利用しています
今回は妊娠の壁のひとつ、慢性子宮内膜炎のお話です。
「慢性子宮内膜炎」…“慢性”と付くし、簡単に治せるものじゃなさそう?
しかも“内膜症”じゃなくて“内膜炎”?
初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。なので、順を追ってお話していこうと思います。
⬇️ココナラで妊活・不妊治療のカウンセリングサービスを行っています。お問い合わせだけでも結構です。ぜひ、お気軽にご相談ください。
本題に入る前に、少しおさらいしていきましょう。
排卵から受精
![](https://assets.st-note.com/img/1701762580106-3aSwukNiWw.jpg)
慢性子宮内膜炎は子宮内膜、局所に限られる炎症性疾患です。
上の図の子宮の内側の部分が内膜といわれる場所になります。
通常は月に一度、卵巣から排卵がされますね。
排卵が起こると、卵管采(らんかんさい)は手ひらのような形をしており、卵子をうまくキャッチして卵管へと取り入れます。
その後、卵管の膨大部(膨らんでいるところ)で、タイミング良く精子と出会えたら受精ができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1701764308993-0HyCJ90yZL.jpg)
受精がうまくいくと、卵子は受精卵となります。(「胚」といいます)
受精卵は分割を繰り返し、倍々に成長しながら子宮へと向かって進んでいきます。
着床場所はどこ?
“着床に適した場所”というものが実はあります。先ほどの図でいえば、下の方ではあまり良くありません。
一番目の図で見ると上の方です。
ちなみに上は「子宮底部」患者さんには上の方だとか、天井と言ったりもすることもあります。
受精卵が着床をする、この子宮の内側の部分を「子宮内膜」といいます。内膜は着床に向けて、排卵を迎えたあとには厚く厚く、増殖をします。
厚くなったふかふかの内膜で受精卵をお迎えするのでしたね。
受精卵は内膜の壁に取り付くと、触手のように、根っこのように血管を伸ばします。
子宮にしっかりとくっついて、さらに成長をしていきます。
慢性子宮内膜炎だと着床できない?
さて、ざっくりですが、排卵〜着床までをお話しました。
本題になっていきます。
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?