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出産レポ【入院3〜6日目】

写真は6日目のお祝膳\(^o^)/
何人前なん?って量に驚愕…笑
産後食は量が多すぎて、完食に至らないことが多かったです…

たまたま仲の良い友達が同じタイミングで緊急入院をすることになり、お互いのご飯画像を送り合うのが日課になった入院生活でした♡笑


いつの話の続き?ってくらい書いている本人も記憶が曖昧ですが出産レポのnoteをアップさせてもらいます★

【入院3日目】出産2日目

目が覚めると、とにかく体がダルい…
重い、痛い、動かせない…

前日に帝王切開の手術を受けたばかりですが、3日目のこの日に歩行させられ
早々に母子同室が始まるという情報だけ入ってたので、なんだか憂鬱でした…

絶食なので楽しみのご飯も食べられないし(泣)

初めての出産で色々戸惑いがある中での母子同室は
ものすごくハードルが高く恐怖しかなかったです。
それでもやるしかない。
噂に聞いていた3時間おきに起きて
鉛みたいに重くて痛みが激しい体でミルクをあげてお世話をしないといけない…

きっつ!!!!!!

情けなくてハッピーさんに申し訳ないですが、当時の母の素直な気持ちです。
ごめんなさい。


そんなことを考えていたら看護師さんが顔を拭くあったかいおしぼりと
寝ながら歯磨きができるセットを持ってきてくれ今日の予定を告げられました。

もちろん変更なしで
後ほど歩行練習を一緒にしますよという話と、
ママの体に問題がなければ今日から母子同室ですとのこと。


1時間後くらいにまた来ますね!と言われたので
今のうちに休んでおこうとすぐ寝ました。笑


目が覚めたら約束の時間で
助産師さんに起こされて、自分で起き上がってみるように促されたのですが、まず自力で起き上がるのが難しい!!!

なんせ、何をどうやっても激痛なんで!!!
普段どれだけお腹の筋肉使ってるのかよくよく分かりました。。

とりあえず、ベッドのリクライニング機能を使ってある程度体を起こした………
とて!

とて!です。
全然起き上がれません!笑
起き上がれる気すらしません!!笑笑

それでもあれこれしながら何とか体を起こしたのですが、看護師さんが
「うまいうまい!いい感じですよ!」
と掛け声をかけてくれ、内心、
ホンマ??
ホンマに言ってる???
このポンコツ具合が?!?!

と思いながら立ち上がるところまで漕ぎつけました。

あまりの痛さに冷や汗が止まりませんでしたが、ここまでの所要時間がめちゃくちゃ早い方だそうです。
10分弱くらいだったかな…
あんまり嬉しくなーーーい!!

とりあえず術後の起き上がりの才能があるらしく、新たな自分に出会った手術翌日でした。


そのまま母子同室の部屋へ引っ越すことになり、病院スタッフさんがスタスタと荷物を運んで下さるのを横目に、
手すりを握りしめ、たった20m程度を10分ほどかけて移動。

いや、笑いごとじゃない!
これはやばいぞ!歩くたびに傷口が開いたと錯覚するような痛みッッ!!!!

注※ 余談ですが、真剣に痛いので笑う、くしゃみ、咳はしばらく声が出なくなるほどの激痛に襲われるのが帝王切開の後です。

ハッピーさんも連れて来られ、母子同室のルールを説明してもらったのですが、
ナースコールで欲しいミルクの量を伝えて、5分後くらいに授乳室へ取りに行かないといけないとのこと。

…見てました?
こちとら隣の部屋に移るだけで10分かかってんすよ。

って気持ちを押し殺して、黙ってルールを聞いたあと、おっぱいのあげ方を教えてもらいました。

産前におっぱいマッサージをしていたのですが、助産師さんに見てもらったところ
そもそも乳頭が短めで赤ちゃんが咥えにくいかもというご指摘を。

そういうようなことがあるとは聞いてましたが、
まさか自分が当事者になるとは思っておらず
能天気に構えていた母乳の話は
とても長尺になるので、また別記事にしたためたいと思います。


本当は夜も赤ちゃんと同室なのですが、
この日の私は激痛を言い訳に夜だけ赤ちゃんを預けてしっかり朝まで眠らせていただきました。

ただ4人部屋なので、常にどこかの赤ちゃんが泣いたりママが動いたり話したりしているので
ぐっすり眠ることはできません。(当然)

ちなみにお昼から重湯が出て、疲れた体に沁み渡ってとてもおいしかった記憶があります。

お風呂はまだお預けです。

そんな感じで何をどうして良いのか分からないまま3日目が終わりました。



【入院4日目】出産3日目

待ちに待った4日目。

お粥さんから徐々に産後食に切り替わり
この日から産後食がはじまります!!

やっと普通のごはんが食べられる喜びでいっぱいだったのですが、
昼ごはんの時に異変を感じました。

いや、気のせいなんかじゃない!
量、多すぎ!!!多すぎるって!!
これ朝のぶつかり稽古あとの力士の食事やん!!!


この日は怖がってちゃお世話ができない!と、自ら志願し、ハッピーさんと一緒に夜を過ごしました。

夜も3時間おきに「ふぇ〜」と泣いて起きる我が子を見て、
しっかり3時間おきにミルクちょうだいって泣くのすごいなーっと。
わー!生きようとしてる!!と、なんだか感動。

泣いてからミルクの温めをお願いして、
温めてもらってる間に母乳を飲む練習です。

ちなみに夜中の方が母乳を作ってくれるホルモン、プロラクチンが多く分泌されるので、夜中に赤ちゃんに吸ってもらうとより良いらしいです。

産後3日目から苦戦しはじめたのですが、
10ml、20ml、と日に日に増えていくミルクの量に追いつかず
たった30mlが飲みきれなくなってきました。

頑張れハッピーさん!と励ましながら親子二人三脚で授乳に取り組みだしました。

このあたりの話も長くなっちゃうので、また別で書かせてもらいます。




【入院5日目】出産4日目

めちゃくちゃ待っていました5日目!!!
ドームツアーでアリーーーナーー!と叫ぶアーティストぐらい5日目ぇぇ!!と叫びたかったです。

この日からお医者さんからOKが出たらシャワー が浴びれます!!!!

ただ、私は3日目の夜から胸の圧迫感を感じて
不整脈が激しく出ていたので、
急遽、循環器科を受診して
そこの先生からもシャワーの許可をもぎとらなければならず!!

結果的に産婦人科、循環器科ともに大きな問題はなくシャワーOK!!
やりましたッッ!!!

シャワーは1人30分の制限時間があり
自分が入りたい時間を30分単位でおさえるルールです。
ちなみに脱衣所が広い方と狭い方の2室用意されており、ナースステーションで声をかけて、
自分のベッドナンバーを伝えてシャワールームを予約するといった流れです。

ドライヤーもここに置いてあるので
持参しなくてもお借りする事ができます。

このシャワーも本来なら30分あれば余裕なのですが術後はそう簡単にいかず。

体がガチガチに硬くなっている事や、シンプルに傷口や、どこが痛いのかわからないような部位とか色々痛くて(筋肉痛?麻酔の影響らしいです。)
パンツを脱ぎ履きする為に足を持ち上げる動きとか悶絶冷や汗もんでした。。

たしか下着を脱ぐだけで5分近くかかったような…

ただ久しぶりのシャワーは最高でした!!
最and高でしたッッ!!!!!!

術後の傷跡がしみたりすることもなく、
緊張してガチガチになってた体の隅々まで、血が行き渡り、
生き返るーーー!って叫びたくなるくらいリラックスできました!

ただ傷跡だけは怖くて、凝視できず…
見ずにサササッと洗いました。笑

手術の時に弾性ストッキングをはかされていたのですが
足がものすごく楽になるので、術後も気に入ってずっとはいてたんですけど、お風呂の時の着脱は一番苦労しました。

ちなみにこれです!
グンゼさんのレッグサイエンス!


キツキツで時間がかかるので自分のベッドで脱ぎ履きしてたのですが、
手に力を入れる時にもかなり痛みが激しく、この動作にも腹筋が使われてるの?!と驚いたり!

とにかく、あぁー!とか うぉー!とか激しく唸っていたのはこの日くらいまでだった気がします。

痛みがマシになっていってるのもありますが、こうやったら痛くないぞ!マシだぞ!みたいな知恵が
この数日であれこれ生み出され、痛みのミニマリストと化しているので!
人間ってすんごいですね!!!!

それからわたしは何のためらいもなく、痛み止めの飲み薬や座薬をガンガン使ってました。
痛みに弱いのも大きいのですが、ストレスを最小限抑えたかったので使えるものは使い切る!ぐらいの勢いでした。


ハッピーさんのお世話にようやく慣れてきて
抱くのが怖い!!みたいなのがなくなったのが、このくらいでもあります。
前日同様、ミルクを飲ませるのと、母乳の練習とで必死でした。

それからわたし自身の不整脈が悪化していたので夜はなるべくしっかり寝て、
3時間ごとにナースステーションへハッピーさんに会いに行って授乳するという通い母の形が定着しました。

余談ですが、夜間ナースステーションに3時間ごとに通うというのは
わたしのことを心配した助産師さんからの提案でした。
今思うと、この判断にとても助けられました。


「ちゃんとやらなきゃ!」みたいな感じで、産後の体調不良&傷の痛み&不整脈をないがしろにしていて、
「みんなちゃんとやってるやん!わたしもやらな!」
みたいな、意地みたいな、そんな心境だった記憶があります。


ひどい顔してたのか、
ママゆっくり休めるとこは休んだ方がいいよ?と声をかけてくれました。
こういう面では自分の事を信用しないと決めているので、休めてラッキー!と思うことにしようと、
ナースステーション通い母として、退院まで過ごしました。



【入院6日目】出産5日目

なんとか頑張ってハッピーさんにミルクを飲ませていたのですが、前の日よりも飲めない日でした。

おそらくこの日が入院生活で一番辛かった日だったような…

助産師さんから、
赤ちゃんが出生時より体重が落ちてるからしっかり飲ませて!と、言われていたのですが

私から見ると、体力無くなって気を失うように寝ちゃうように見えたんですけど、

母乳の練習してミルク飲ませてっていう、助産師さんからしたら割とみんなが耐えれてる事が、我が子は疲れ切ってできなくなってるように見えました。

飲ませたいけど、疲れ切って寝ちゃうみたい。体力が持たないみたい。と訴えても、頑張って飲ませましょうの繰り返し。
助産師さんから言われた通りにできない理由を答えてもらえず、飲ませなくちゃいけないのに、このやり方が合っているのかどうかも分からなくて不安になってました。

相手は赤ちゃんで、人間で、
それぞれ個性があって、それぞれやり方が違って当然なのに、どうしてテンプレ通りやるの?
飲ませましょうって言うのは簡単だけど、観察して問題を見つけ出して、どうすれば解決できるのかを教えてよ!
と、いう気持ちと、

うるさい!うるさい!放っておいてよ!!
という気持ちで、
ものすごい不信感からナーサリールームに行くのが死ぬほど嫌になってました。

ミルクを飲んでもらえない焦りに加えて、
私自身が集団生活にストレスを感じやすいので
6日目にして型にはめられた生活に嫌気がさしていたような気がします。

例えば、この時間にシャワーしちゃえば後で楽だな!
みたいなタイミングに、ちょっとした用事を毎日のように入れられるので
(DVDを見るとか回診とか諸々…)
用事が一向に終わらないのに、しっかり3時間おきに赤ちゃんのお世話で時間に追われるのがしんどかったです。
(授乳などに時間がかかるので実質手が空いてから次の授乳までは2時間から1時間半)



ご飯食べてる暇がなくて、ほぼ食べずに下げてもらったことも数えきれないし、
1日通してゆっくり横になる時間も深夜の2時間だけという感じで、
考えごとをまとめる時間も余裕もなくひたすら体の疲労が増していくので
我慢の限界!!放っておいて!!みたいな状態になりやすかった気がします。

この日はちょっとした用事の中に「家族計画」の話をされる時間があったのも余計しんどくなりました。

家族計画。とても大事なことなので、当然話をされるわけですが、
我が家は産後に支援してもらえる体制が整ってなくて、出産の前から市のサービスを申し込んだり、オットさんに説明して助けてもらえるようにお願いしたりしていたのですが、


実際に出産してからは、夜中に不整脈が激しくて
助産師さんが毎晩わたしのベッドまで何度も安否確認しに来てもらうような状態で、

メンタル的に自信がまったくありません!と自己申告していた事もあり、
とにかく要注意人物として盛大に心配をおかけしてました。

そんな感じなので、わたしの気持ちや計画とは関係なく、
家族計画に問題ありと評価されており、特に旦那さんとなるべく早く、家に帰ってからの事を話しておいてと言われました。


忙しいのもあり、オットさんとはほぼ連絡を取らず、一度も電話せずに入院6日目を迎えていたので、
現状報告と家に帰ってからの課題として
オットさん側のお母さんに手伝いに来てもらうとかの話をする為に
夜に15分程度の電話をする約束をしました。


消灯時間の22時以降は電話禁止で、
電話ができるタイミングが限られていたので
やむを得ず、行きたくないナーサリールームへ。

オットさんと大事な話があって、15分ほど電話したいから娘を預かってほしいとお願いしに行きました。
※家族と電話したりする間は赤ちゃんを預かってくれることになってます。

たまたまそこにいてたのが、忙しさから少し当たりのキツい助産師さんだったのですが、

電話したいのは分かりましたけど、
赤ちゃんがミルクを飲めない状態なので赤ちゃん優先にできませんか?

と言われ、
今の今まで優先してきたやん!!
少し休めるわずかな時間さえも話し合うように言われて電話をすることになったのに、私が一番電話したくないわ!!!
遊びで電話するんとちゃう!!!!
こっちも事情があるんやからたった15分くらい黙って預かれよ!!!!


って気持ちでうわぁぁぁぁ!ってなって
急いで部屋に戻ってワンワン泣きました。笑
しゃくりあげて泣いたのいつぶりだろう??笑

色々疲れて、少しの言葉が責められてるように感じたんだなぁって
今となっては泣くほどの事じゃなかったのは分かるんですけど、疲れや不安や睡眠不足やらで限界だったみたいです笑


無事にオットさんとも電話をし、ハッピーさんの授乳にも間に合いましたが、

この時を境に、もうここにいたくない、1人になりたい、一日も早く退院したいという思いで頭の中がいっぱいになりました。





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