出産レポ【入院7〜10日目】
何もかも嫌になった入院7日目の朝方。
病院から見た外の風景。
自分が刑務所にでも入ったような気持ちで
外をボーッと見てました。
疲れてるんだから写真撮ってないで早く寝なさいよってね!!!笑
【入院7日目】出産6日目
入院生活にも慣れ、自分のすべきこと、お世話のやり方などをおおよそ身につけて余裕が出てくるはずだった産後6日目。
前日に疲れから心が折れて、早く退院したいとばっかり考えていた私に更なる試練が襲いました。
朝から体が重たくてだるくてたまらないと思っていたら、
胸がガチガチに張って、体が母乳を出そうとし始めた様子でした。
頭痛、肩こり、胸の張りの3セットがとにかく痛くて、処方されてたロキソニンを
切れる前に飲む!といった具合で地獄でした。
おそらく発熱してたのですが、ロキソニンを飲んでしまってるので、無理矢理に解熱したような倦怠感だけが残っていて
何か体に異常があったらいけないなと思い、
助産師さんに
頭痛、肩こり、胸の痛みがきつくてロキソニン飲んじゃったけど、多分発熱してます。
と、自己申告したら薬を飲む前には必ず体温を測ってね!!!と怒られてしまいました…
やることが多くて頭がいっぱいで忙しいのと、
不慣れなことづくしな上に、
痛み止めを飲むときに検温する文化がなかったから全然思いつきもしなかったです。。
前日の事もあり やさぐれていたので、
薬を処方したときに都度検温するように言って欲しかったなーといじけながら自室へ戻ったのが懐かしいです。
そうです、いじけてる暇があったなぁ、この時までは!!!!!
その日の夜から胸が張りすぎて腕が上がらなくなり、あまりの痛さにベソをかきながらナースステーションへ助けを求めに…
胸が真っ赤になり、熱を持った状態になっていて
「ありゃりゃ〜。これは相当痛いね〜。」
と、マシになるから我慢してね〜と助産師さんが搾乳してくれたのですが、
激痛すぎて悶絶!!!!!
例えるなら、派手に捻挫して、骨折れてない?って疑いたくなるようなパンパンに腫れた状態の足首を揉みしだかれてるような感じです。
「あはは!ママかなり相当痛そうだね!」
と楽しそうに言われたのですが、本当に申し訳ないですが殺意が芽生えそうになりました。
ただ不思議なもので、10分もすると腕が上がるくらい相当楽になり、恩人に殺意を芽生えさせた自分の愚かさを全力で詫びないと気が済まないくらいの気持ちに。笑
しっかりほぐさないと赤ちゃんが咥えられないからね〜と、
教えてもらったコツを思い出しながら、痛み緩和も期待して、
この時からとにかく痛くなる前に搾乳!とばかりに手搾りを始めました。
授乳と搾乳が終わってナーサリールームを後にしたあと、
日が昇り始めた窓の外を見てお茶を飲みながら
すごく痛いけど母乳が出始めるんやー!と感動というか興奮した記憶があります。
【入院8日目】出産7日目
この日はママ友ができました!
このコロナ禍で、軒並みイベントが中止になっており、
お友達ができるような場所がなかったので諦めていたのですが、
ナーサリールームへ頻繁に出入りするようになってからは、授乳や搾乳をしながら他のママさんとお話しするようになりママ友ができるまでに!!
本当は4人部屋のカーテンは全開らしいのですが
コロナの影響で全部閉めてるので、
どんな人がどんな感じで赤ちゃんのお世話してるか分からないし、
マスクしてるとは言え、人によってはコロナを心配して近寄られたり話しかけられるのも嫌な人だっているだろうなと思うと
軽い気持ちで話しかけることもできず。
連絡先を交換したのは2人だけでしたが、
数人のママさんと他愛のない話をしたりしました。
連絡先を交換したお2人はこの日が退院で、
また会おうねと約束しあって、今はLINEで育児のあれこれをやりとりしてます(⊃´▿` )⊃
それから
私のカチカチに張った胸を搾乳してくれた助産師さんが
夜勤から帰る前に声をかけに来てくれたのですが、
ハッピーさんの授乳について具体的なアドバイスをくれました。
そのアドバイスがこの数日間ずっとモヤモヤしていた気持ちを全て解決してくれて、退院後の今も感謝してもしきれません。
その後も安堵から涙が止まらなくなり、自分の部屋でボロボロ泣いたのが懐かしいです。
この時にようやく自分のメンタルがやばいぞ!追い詰められてるぞ!と気づき
数日前に担当してもらった顔見知りの助産師さんに
「私やばいかもー!赤ちゃんミルク飲まなくて、追い詰められて涙止まらなくなっちゃったー!」
と自己申告しました。
この助産師さんは、母と同じくらいの年齢の方で、色々相談しやすかったです。
ママが一番赤ちゃん見てるから、ママが思ったこととか気付いた事の方が大体正しいのよ。
と言って、迷った時や悩んだ時はそっと背中を押してくれました。
分からないから教えてほしいと言った事にも、丁寧に教えてくれ、
選択肢を与えてくれたので、自分で考えて決めるので自信につながったなと思います。
体の回復が良好で、入院9日目に退院できるよと言われていたので、
入院生活が嫌すぎて2つ返事で
「退院します!!!」
と言っていたのですが、
赤ちゃんの体重のこともあるし、ママの不安をなるべくなくして少しでも自信をつけてから退院してほしいなと言われ
満期の入院10日目まで、ハッピーさんの為にお世話になることにしました。
【入院9日目】出産8日目
前の日からハッピーさんの授乳間隔を2時間にしたので
搾乳してたらほぼ眠る時間がなく、体はとてつもなくしんどくなったのですが
2時間おきにナーサリールームへ通い母をした甲斐があり
体重が増えだしました!!!!
母乳の練習も疲れちゃうので
少しストップして、とにかく体重を増やす事に重点を置き、
それまで使用していた哺乳瓶の乳首を
「授乳のお手本」という、赤ちゃんの力が弱くても飲めるものに変更しました。
家に帰ってからも飲んでくれるように、入院中にAmazonで注文しておいて準備万端にしておきました。
いよいよ翌日に退院となるわけですが
こんな思いをするなんて思ってなかったので、入院生活がめちゃくちゃ長く感じました。
それから家に帰ってからちゃんとできるかなと不安もありました。
ちなみに同じタイミングで緊急入院する事になり、
入院生活のあれこれを毎日連絡しあっていた友人も同じ日に仲良く退院する事になって良かったです★笑
【入院10日目】出産8日目
ハッピーさんがお風呂に入れてもらってる間に荷造りし、退院の準備を。
関西医大は午前中に診察を受けてOKが出たら11時までに部屋を明け渡して退院です。
自分の診察や、ベッドのチェックがあるので朝の早めの時間から荷造りしてスタンバイオッケーにしておきました。
それから、退院用に用意していた真っ白の産着とおくるみにハッピーさんを着替えさせ、
おうちに帰るんだよーと声をかけてオットさんが迎えに来るのを待ちました。
ちなみにオットさんのお父さんお母さんも
一緒に迎えに来てくれ、
自宅では私の母が帰宅を待っていてくれました。
お姑さんとハッピーさん⇧
色々ありましたが、この子の誕生をみんな喜んでくれてるんだー!と感じる一日でした。
出産レポ、これにて完結させます😊
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