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母乳育児って難しい②【母乳を飲んでくれない編】

前回はミルクを飲んでくれない話でしたが、今回は母乳を飲んでもらえない話ですヽ(;▽;)

▼母乳育児って難しい①【ミルクを飲んでくれない編】はこちらへ


2時間おきの頻回授乳が功を奏して
ミルクが飲めるようになってきた頃に退院でした!


退院後も引き続き安定した授乳を目指して、頻回授乳をしながら
出生時より減ってしまった体重を、2週間検診までに増やすのが私に与えられた責務でした。

できるなら、引き続きおっぱいを飲ませる練習と搾乳をしなくちゃいけなかったのですが、
2時間おきの授乳というのはなかなかハードで
おっぱいの練習、授乳、ゲップ、オムツ交換、哺乳瓶の洗浄をしただけで1時間は使うので、さっさと寝ないと寝る時間がないんですよね。

私は里帰り出産をしなかったので、基本的に日中に家事をして食事は母が作り置きしてくれたものを食べるという生活をしていたのですが、
ハッピーさんは日中あまり寝ないので、昼に仮眠を取れる事は少なく、傷口は痛むし体力落ちてるし本当に毎日フラフラでした。

結局はそれでもおっぱいの練習と搾乳は執念深く継続させておけば良かったのですが、
眠気で常に意識朦朧としていて、頑張れても1日に1〜3回おっぱいの練習をする程度、それもほぼ毎回ギャン泣きされて咥えてもらえない😅
搾乳に関しては起きてられなくて放棄!
そんな感じで2週間検診を迎えました。

この産後の3週間程度はおっぱいが出るのに大事な期間なので、
言い換えると母乳育児ができるか否かの大事な期間だったのですが、
私は2時間おきの頻回授乳に忙殺されてサボってしまったのです。

2週間検診では無事に体重が増えていたので、3時間おきの授乳に戻して良いですよと許可が出たのですが、その頃には時すでに遅し。

ハッピーさんのおっぱい嫌いが完成し、嫌われてる理由にもなっている母乳量が少なすぎる状態が出来上がってました。

その頃ぐらいから色んな心境の変化があり
自分の気持ちとしては本当は母乳育児がしたかったなーと虚しい気持ちになるようになりました。

あんなにこだわりが無かったのに、母乳育児がしたかったと思い始めたのは出産・育児を通して
自分の体に変化を感じた事も大きかったかもしれません。

産後に、大きくなった子宮が元に戻る「後陣痛」が起こるのですが
ハッピーさんを抱っこした時、おっぱいの練習をした時、哺乳瓶で授乳をしてる時にも後陣痛が起こって体が反応するんですよね。
それからおっぱいが張るような押し出そうとするような反応も勝手に出るんですよね〜。

専門家じゃないからあくまで憶測ですが、母乳をあげたくなる気持ちが高まるようなホルモンの影響がありそうな気がします。いやマジで笑

それから、私は一生根に持ち続けるのですが
(言い切った笑)
ミルク代もったいないからタダの母乳にして
とオットさんに言われて、
悔しすぎて言葉で表現できない気持ちになった事も、なんとか母乳をあげたい気持ちになったキッカケでした。

赤ちゃんの生命線であるミルクのお金がもったいないってどういう発想?!
は?!
あんたの食事代もったいないから今日からその辺の水飲んどいてね!
っていう発想とほぼ同じですけど??!?!
え?!父親ですよね?!!!?

↑当時の私の気持ちです!笑
冗談で言ったかもしれないけど、言って良いこと悪いことの判断がつかないのもヤバいし、全く面白くないし全然笑えないー!😇
(こっちは真剣すぎて冗談が通じない真面目すぎる精神状態が今も続いてます笑)


そんな中で市の事業である助産師さん訪問がスタートし始めます。
体重を測ってくれたり、ママの悩みを聞いてくれたりアドバイスくれたり
本当に色々お世話になりました。
めっちゃいい事業なんで、是非とも利用してほしい!!
助産師Nさん、本当にお世話になってます!


初回はご挨拶、体重測定などをして
オットさんにも同席してもらいました。

当時のハッピーさんはお便秘とオナラが溜まって気持ち悪いのとで、
ご機嫌ななめになり、よく泣いていました。
それから、お腹が苦しいみたいで寝てても目が覚めちゃって寝れなくなりはじめました。

後々勉強をしている中で知るのですが、
体重を増やそうとミルクの量を規定内ではありますが一気に増やした事が消化の問題でお便秘に繋がっていたようです。。
(ごめんな、ハッピーさん!!)

そういった事や母乳の相談にのってもらいながら
試行錯誤して子育てしていました。

時にはアドバイス通りやっても、言われた通りにはならずに、お世話がしにくい状況になる事もあったりして
やり場のない苛立ちや不安を助産師さんのせいにした汚い言葉が延々綴られた日記を書いたりしてました。
(助産師さんのせいじゃないと分かっていたのですが、何をどうしてもイライラが抑えきれなくて…笑)

母乳の練習と搾乳を再開し、
睡眠時間を削って、わずかな母乳育児への希望だけを原動力にお世話をしていたのですが、
私のおっぱいを見るだけで泣いちゃったり、とにかく咥えて吸ってくれないので母乳量が増えない。
頑張って搾乳しても延々10mlだけしか取れない。

食べ物や水分を飲む量を増やしたり
体を温める工夫をしたり
色々しましたが結果につながりませんでした。

泣いて嫌がるハッピーさんと
おっぱいを飲んでもらえず泣く私と
2人でよく泣いていました。

乳頭保護器を露骨に嫌がるようになり、
助産師さんに相談したら、哺乳瓶の乳首もあてれるんですよ!と教えてくれ、
普段ハッピーさんがかぶりついている哺乳瓶の乳首を、わが乳にあてて飲ませてみたり。

飲んでくれた!これでしばらく頑張ってみます!って言ってたのに、
翌日からはストライキのようにおっぱいの方に顔を向けるだけでも嫌がるような状態になったり。

とにかくぬか喜びばかり繰り返して結果にはつながりませんでした。
子育てあるあるですが、試行錯誤して編み出した必殺技を数日で破られ膝から崩れ落ちる絶望感を繰り返していました。

段々とノイローゼのようになっていき
おっぱいの時間が苦痛になり
気がつけば、育児を楽しむとか、ハッピーさんがかわいいとか
そんな事を思う余裕がなくなっていました。

ある日、おっぱいの練習が嫌だなと思っている自分に気付いて
母乳育児の挑戦の期限を決めることにしました!

期限までは頑張るけど、それまでに結果が出なければ仕方がないこととして諦める!

理由を聞かれてもうまく答えられないのですが、
私が少しでも楽しく過ごすことがハッピーさんの幸せに直結してると思っているので
こんなノイローゼみたいになって授乳したって辛いだけで美味しくないし楽しくないよなーと切り替えていきました。

本心はそこまで思えてなくて、やっぱり母乳育児がしたいんですけどね!笑
そういう駄々っ子のような自分のエゴも
「わかるわかる!当然よね。そりゃ母乳出るならあげたいわ!そりゃそうよ!」
と肯定して、よく頑張ってるよ!と自分自身を鼓舞してました!笑

この先も育児は続くし、前に進まなきゃ!って気持ちでした。

思い立ってから2週間後を期限にしてとにかく練習!搾乳!ミルクの時間じゃなくても咥えさせる!と鬼メニューで取り組みました。


結果的に何も変わらずダメだったのですが、
やり切ったという納得感だけはありました。
母乳育児の進捗を気にしてくれていた助産師さんから電話をもらい、
大号泣しながら一生懸命頑張ったけど結果につながらなくて、今日で練習卒業しますとご報告をしました。

赤ちゃんの為に心配になるくらい本当によく頑張られてましたよ!と何度も何度も頑張りを讃えていただき、
母乳育児、なみだなみだの卒業となりました!!!!


今でも母乳育児の人を見ると羨ましさと不甲斐なさで反射的に自分を責めてしまい、
イカンイカン!と立て直しては
私とハッピーさんにとってはミルク育児が幸せの形なんだから!と授乳時間を楽しむように努力しています。

それから完全ミルク育児だと、
パパやじいじ、ばあばにも授乳をしてもらえるし、一番に飲んだ量が明確に分かるので、栄養管理がしやすいです。
それから腹持ちが良くて、夜はぐっすり寝てくれることも多いし、私自身がカフェインとかアルコールを気にしなくて良いのも◯


こんな感じでたくさんのメリットに目を向けるようにして、なるべく育児を楽しめるように工夫しています!

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