出産レポ【入院2日目】
絶食なので写真がございません…!!!!
入院1日目の様子はこちら▼
いよいよ手術です!
いや〜、不安しかありませんでした!!!!
あと、あまり眠れませんでした。
余談ですが前日にオットさんと少し揉めたことでナーバスになり夜中にシクシク泣いてしまいました。。笑
6時起床
病院の朝は慌ただしいので、朝の6時から血圧・検温、赤さんの心音チェックです。
この病棟は赤さんがいるので、少し暖かめの設定ですが、起きたらめっちゃ汗かいてました。
半袖の上に羽織れるものを用意する感じが良いかも!!
バタバタ〜っとチェックが終わって、しばらく静かになったので、もうひと眠り。。
7時〜9時
手術前の準備をしていきます。
まずはお通じチェック!!
私は入院前から便秘気味だったので、やはりお通じがなく、浣腸を志願しました。。
初体験だったんですけど、あれすごいですね〜!!!
15分くらいお手洗いで悶絶しました。。
我慢の限界まで我慢して!って言われたけど……ムリ………笑
それから点滴を通すための管を左手に。
手術のために着替えて、初めての弾性ストッキングを着用。
セッティングがほぼ出来たら、尿の管を通します。
思い出しながら書いてるんですけど、
改めて術前の準備って痛いの多いなぁ。
10時〜12時
看護師さんは他の患者さんを見ながら私の準備をするので、細切れで現れながら
手術室に持ち込むCDやメガネなどの準備や
緊張してますか〜!?
などと声をかけてメンタルまで注意を払ってくれるので、何だか心強かったです。
手術は11時スタートの予定だったので、
オットさんには10時50分には5Fのエントランスまで来てほしいと連絡してました。
※コロナの対策で病棟に入れず、家族はエントランスで待機してもらうようになってました。
が、実際は9時からのオペがおしてしまっていて11時半頃に手術室へ呼ばれることに。
おされると不安が長引くので辛いですね〜。
コロナじゃなければ家族さんと会話とかしながらリラックスした時間も過ごせていたかと思うのですが、
なんせ慣れない場所にひとりぼっちでハラキリなので、ドキドキが止まりませんでした。
看護師さんに車椅子を押されながら、5Fのエントランスへ向かうとオットさんがいました。
昨日揉めたまま別れたオットさんです。笑
なんか緊張した感じで、わたしの貴重品を看護師さんから手渡され、待ってあげていて下さいねと声をかけられていました。
オットさんからは不安そうな顔で
「頑張って」
と言われて見送られました。
とりあえず、ふざけて敬礼して
「戦に行ってくる」と言ったんですけど、
お互いにもう少しなんかなかったんかなと思いながら手術室へ…
朝からずっと私について手術前の準備をして下さっていた看護師さんから
オペ室の看護師さんへバトンタッチされ、手術室に入りました。
テレビで見るような手術室で扉や壁がステンレスで無機質。
たくさんの機材や道具が置かれてあり
「さぁ!手術を始めるぞ!」
って感じがすごかったです!
(語彙力のなさ…笑)
ひとつ驚いたのはスタッフさんの人数の多さで、
研修医さんとかもいてたので、全員が戦力というわけではなさそうでしたが、ザッと見て15人はいてました!
余談ですが、婦人科関係のスタッフは女性ばかりだったのが印象的です。
(一名だけベテラン医師っぽい方は男性でした)
まずは色んな機械をつけられ、麻酔です。
今回わたしが説明を受けていたのは硬膜外麻酔というやつで
背中に麻酔を打ち、意識がある状態で胸から下が動かないようになります。
麻酔は痛いよ!と聞いていたのですが、本当に驚くくらい全く痛くなく、麻酔が投入されてから一気に下半身がポカポカするような感覚になりました。
麻酔科医さんが、少しづつ麻酔の状態を確認していきます。
痺れるような感じだったり、鈍い感じだったり、何も感じないわけじゃない状態はしっかりめに伝えました。(効いてなかったら怖いので笑)
それから装着された心電図の音が割と乱れていて、緊張のせいなのか不整脈が出まくってるなーと思いながら少し不安に思っていたら
麻酔科医さんが、
循環器のスタッフもモニター監視してるし、いつでも対応できるようにしてるから大丈夫ですよ!
と声をかけてくれました。
何も言ってないのに何故分かったんだろう…
なんかこういう感覚を持ってる人って本当にすごいなといつも思います。
言葉にしてない思いを汲み取るって、なかなかの大技…
麻酔科医さんかっこよかったです(ง •̀_•́)ง
いよいよ手術開始です。
わたしの情報が読み上げられ、よろしくお願いします!!と皆さん気合い十分でした。
それから私が渡していたCDも気がついたら再生されてました。
アロマも頼んでたのですが、
それは…忘れられてたのかな???
あまりお腹に注意すると恐怖が半端ないので
とにかく目を閉じて気を逸らすことに集中しました。
事前にネットで調べていた情報では、帝王切開の場合は赤ちゃんが産まれるまで約10〜15分と書いてあったので、
無事に手術が進めば、言ってる間に産まれるなぁとか考えていた記憶があります。
そんなことを考えてたら、胸に圧迫感を感じたのと同時に心電図がかなり乱れ始めたので、
さすがに不安になって目を開けたら、
万が一の場合の蘇生準備なんかの指示が飛んだりしていて、
私は私で少しでも油断したら意識が飛びそうな状態になってました。
意識朦朧とする中で、赤さんの泣き声が聞こえた時は安堵で涙が溢れました!
泣いたりしないだろうなと思ってたのにー!笑
ホルモンの影響もあるんでしょうかね(*´ω`*)ゞ
「11時53分 2775gで元気な赤ちゃん生まれましたよ!」
そう言って、助産師さんが産まれて間もない我が子を見せてくれましたが、言葉が出てこなくて
ウンウンとうなづいて応えるのに精一杯でした。
わたしのメンタルケアまでしてくれていた麻酔科医さんが
「ホッとしたよね〜。良かったね〜。」
と言いながら、涙を拭ってくれ
この人本当にあったかい人だなぁと感動しました。
今振り返っても、この麻酔科医さんが入ってくれて本当に良かったなと思います。
その後は縫合したり後処置なので
ひたすら目を閉じて大人しく過ごしました。
無事に終わり、ベッドに移しかえてもらって
病室へ。
意識もあったので可能な限りスタッフさんにお礼を言って去りました。
この時点で13時前。
ご主人に無事に産まれた報告してきますね〜と看護師さんが病室を後にしました。
麻酔も効いてるので痛みがなく不思議な感覚でフワフワしてましたが、
とりあえずオットさんへLINEしたり、仮眠をとったりして過ごしました。
16時
ママの調子が良ければ赤ちゃんと会えますよと言われたので、面会を希望!
写真を撮って各所へ出産のご挨拶に画像を添えたかったので(⊃´▿` )⊃
連れてきますね〜!と言われて楽しみに待っていたら何故か、へその緒がきました。
まさかのへその緒!
本体との面会を希望してたんですけど!!!!!
待つ事15分くらいしたら本体の赤さんが登場!!
あわわわわ、、小さいー。
かわいいおくるみに包まれて現れた我が子は
とても小さくて、
でもお腹に入っていたにしたは大きくて
母性とか色々言いますけど、わたしはシンプルに
「こっこっこれ本当にわたしが産んだの?わたしの子?!?」
が、感想でした。
もともと子供が好きというわけでもないので、かわいい〜!という感覚もありませんでした。
ごめんね、、赤さん!笑
17時〜消灯まで
いよいよ麻酔が切れてきたので、鎮痛剤がほしいと伝えました。
麻酔の切れる感覚は、段々としびれてきて体が重たくなる→筋肉痛+刺す痛みって感じでした。
とりあえずまだ我慢できそうな段階でロキソニンをもらい、夜はゆっくり寝れるように座薬を入れてもらいました。
お腹減ってたけど絶食&安静だったのでひたすら横になり
足には血栓防止の為にふくらはぎをマッサージする機械をつけてもらい、唯一許可の出たお茶をストローですすりながら
友達や家族とLINEを楽しんで、気がついたら寝落ちして、目が覚めて、また寝落ちして…を繰り返しました。
慣れない場所はやっぱり寝れない!!!
明日目が覚めたら早速歩かされるのか…
痛みのレベルどんなもんやろか…
それで頭がいっぱいのまま出産当日は終わりました!