誰でもスパイになれる方法
スパイへのあこがれは誰しもが一度は抱くものだと思う。怪しいスーツ。怪しいサングラス、怪しい七つ道具。不審者丸出し。
CHOCOがスパイへのあこがれを抱いたのは、このゲームがきっかけだったと思う。
エレベーターアクション ぷれぜんてっどばい タイトー
屋上から完全アウェイのビルディングに潜入、迫りくる敵のスパイをかわし、時には銃を交えエレベーターやエスカレーターを駆使してどんどん下っていくゲーム。
余談だが、CHOCOは35歳にもなってエスカレーターとエレベーター、どっちがどっちだかわかっていないベイビーちゃんなので、気心の知れた人には「箱」・「階段のヤツ」といって理解してもらっている。
C「しかし今日は疲れたな。駐車場何階やったっけ」
友「屋上の一つ下の階ちゃうかったかな」
C「ほなあれやな、動くやつ。箱で行った方が早いわ」
この余談いる?
で、本題なのだけど、皆さんは覆面調査員という職業をご存知だろうか?少し前にワイドショーなんかではやったアレ。お客さんとして店に潜入し、本部から言い渡されたミッションをこなす。バレてはいけない、知りえた情報を漏らしてもいけない、そして調査した内容は直ち報告書にしてBOSSに提出しなければならない。これってまるっきりスパイやん?もうチャーリーズエンジェルやん?
というわけで、数年前からスパイとしても活動しているわけなんです。
自称スパイ&ライター。怪しさしかない。
今は派遣会社が募集をかけて調査員を募集していることも多いけど、CHOCOはWEBで登録して、自分で行けそうな日・距離のところを調査する、ときめている。全然活動しない月もあるし、同じ日に数件こなす時もある。調査対象店舗は様々で、飲食店もあれば、サービス業の接客調査だったり、本当にいろいろ。調査内容もそのお店によって異なるので、web研修が必須(時には対面研修があることも)。
ただ、それで食べていけるかと聞かれるとすごく難しい。近辺の調査を何件もこなすとなるとその分レポートの量も多くなるし、類似の店舗だったりすると内容や写真がテレコになったりする危険がある。
そんな時CHOCOはどうするのか。おばはんスパイのひみつ道具を紹介しようと思う。
つ マイク機能付きイヤホンー★
イヤホンをつけて録音を開始する。あとは古舘伊知郎よろしく実況するだけ。ただ、ガチの古舘の声量で行くと不審者として通報されるので独り言くらいに留める。
調査によっては、商品カウントが必要だったりするので棚の前で「○○は3・・・○○は6個かぁ・・・」などと延々ぶつくさいう羽目になったりする。
CHOCOは自意識過剰な節があるので(誰かに見られたり、変なやつだと思われたらどうしよう!?)と初めはドギマギしたものだけど、人って他人に無関心なもんで、怪しまれたことは1度もない。
え?そんなことないだろって?
じゃあ、今CHOCOが尾行していることにあなたは気づいているんですか?
そしてCHOCOが振り向くとまた、物陰に隠れる誰か。
「みんな、スパイ」
~BGM 世にも奇妙な物語~