自分の中の「少女」が満たされていく。
我が家には、3人の子どもがいる。男・女・男。上からトン・チン・カンだ(違う)。CHOCOが腹を痛めて生んだ、正真正銘「自分の子」だ。
どの子もちょっとアホだけど、愛想がよく、CHOCOの子ども時代とはまるで違う。アレルギーでもあるんかい思うくらいにカメラを拒否し、ありとあらゆる「○○に行こうか」を拒否し
欲しいものといえば電子手帳(似顔絵が作れる!)
電子手帳(占いができてレシートみたいなんが出てくる!)
似顔絵シールワープロ。(テプラやないかーい!)
もっと、子どもらしいもんを欲しがればいいのに。とにかく、可愛げがなかった。
兄弟で紅一点の長女がこのエントリの中心人物で、彼女はCHOCOの避けてきた「キラキラ・♡・ピンク」をすごく好む。
ランドセル★余裕でピンク!
ペンケース★キラキラピンク!
ヘアゴム★ハートのごむ!
洋服★絶対ワンピース!
はろうぃん★ぜったいお姫様になる!
まだ、低学年だからっていうのもあるかもしれないけれど、林家のP達も度肝を抜かれるほどのピンク狂。しかも、顔がめっちゃシンプルなのだ。
ここで勘違いしないでほしいのが、「顔がめっちゃシンプル」は、決して悪口じゃないということ。
例えば、トリンドル玲奈みたいな女の子がピンクを多用してたらどう思うだろう。きっと多数の女子は「女の子がピンクなんてベタすぎじゃん!男ウケ狙ってんの?」ってなる。
でも、これが黒木華みたいな女の子だったらどうだろう?「やわらかいピンクが顔色に映えていいね!」ってなる。絶対なる。なるったらなるんだい!
そしてこの黒木華タイプの顔は、どんなファッションでも、どんな色でも嫌味なくしっくり着こなす謎の能力を持っている。
長女もまさにそのタイプで、フリフリ、小花柄、ギャルチックなものまで、ほんとになんでもよく似合う。そして、まっすぐに「キラキラとかわいらしいもの」選びに行く。
だから、文房具屋で魔法のステッキみたいにキラキラした鉛筆を見つけると(長女にお土産に買っていってあげよう!)となるし、ふわふわで毛先の長い得体のしれないぬいぐるみを見つけるとその一画に突撃し(こういうの好きだろうなぁ~)と一撫でしていくようになった(買わんのかい)。
彼女の持ち物がピンク・キラキラで満たされていくたびにCHOCOの中の少女が満たされていくのを感じている。満たされて確実に荼毘ってる。(おばはん本体は絶賛稼働中)
きっと、自分に自信がなかったのだと思う。自分みたいなもんが、キラキラを持っていたって似合わない。ピンクはかわいい女の子の色だ。自分は、かわいくないから。写真もいらない。
ねがてぃぶの鎌足ぃ~🌠(CV:IKKO)
そんなわけで、CHOCOと長女はきゃっきゃ言いながらピンクの売り場に行く。以前は入れなかったかわいらしい店も「この子が欲しいから来てんですよ!」と堂々と乗り込める。かわいい…うれしい…ありがとう(2度目の荼毘)
大人になって、いろいろな話ができたら、きっともっと楽しいだろうな。早くそんな日が来ればいい。それまでまだまだ本体は荼毘れない。だから今日もモリモリがんばるのだ。
え?長女の性格ですか?CHOCOに似て、めっちゃイラチ。
家族の中でいっとうゴリラ。やっぱ、似てほしくないところは似る。
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