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転職活動はマッチングアプリ〜等身大の自分がマッチする企業に出会うまで〜


人材業界はど素人のわたしですが、
ど素人目線での転職活動について、"超"勝手ながら語らせてもらいます。

大絶賛転職活動中のわたしが、ふと気がついたこと。

「あれ、この感覚どっかで味わったことがある。そうだ、マッチングアプリ!転職活動はマッチングアプリと似てる!!!」

(なにを隠そう、かつてわたしはマッチングアプリユーザーでした!笑)

就職活動はマッチングアプリ

→全ては縁とタイミング


転職活動をしている中でもらうお祈りメール。

わたしの何がいけなかったんだろう。
もっとがんばらないと。
このまま内定もらえなかったらどうしよう。

このような悩みを抱えている方は、多いのではないでしょうか。

でも、こうやって悩むこと、今日でもう終わりにしましょう。

spi対策や企業研究等、きちんと対策を行ったうえでの落選は、ただ縁がなかったorタイミングが悪かっただけ。恋愛と同じように、全ては縁とタイミング。
次に活かせることだけを抽出して、前に進めば良いだけなのです。
落ち込む必要などありません。

→自分のペース、自分のテンション

転職活動を始めたての頃、わたしは面接でギラギラしながら「ここで働きたいです!」を伝えてきました。
でもわたしは普段ギラギラするタイプではなく、たとえ内定をもらえて入社しても「ギラギラしているわたし」を気に入ってくれた企業とのミスマッチが早い段階で生じていたことでしょう。

自分のペース、自分のテンションで、この企業で働きたい理由を伝えること。
これを意識することで、肩の力を抜いて面接に臨むことができています。

等身大のわたしで表現をして
「良いな。もっと話しをききたい!」と思ってもらえたら、そこがマッチする企業なのではないでしょうか。

これは求職者にもいえること。
転職活動の途中で「あれ、ちょっとちがう」とミスマッチを感じたら辞退して良い。
求職者も選ぶ立場にあるのです。

自分が1番自分らしくいることができる企業を、マッチできるまで探すこと。
そして探すだけじゃなくて、選ぶこと。

これが転職活動だと考えています。

とはいえ、面接での伝え方はとても大切。


選ぶ立場にあるとはいえ、面接の中で、企業の外見(条件)じゃなくて中身(企業理念や事業内容)がすき!を伝えることが大切です。

「あなたの顔が好き、実家が太いとこも好き、年収一千万円あるところが素敵!」
なんて言われたら、だったら俺じゃなくて他の男でもよくない?って思いますよね。

そうではなく、
「あなたの心が優しいところが好きだし、一緒にいて楽しくて落ち着く。お酒を飲みながらもっとたくさん話したいな。」
と言われたら、嬉しい気持ちになりますよね。

面接も同じ。
「リモートワークができて、土日祝日が休みなので志望しました!」
なんて言葉より
「企業理念のこういうところがすごく良くて、わたしの強みも活かせると思いました!」
と言われる方が響きますよね。

面接対策で悩んでいる方は、
この企業の外見なんだろう。反対に中身はなんだろうって考えてみると、スラスラ言葉がでてくるかもしれません。

そして、面接=マッチングアプリではじめて相手とリアルに会う場だと思って挑んでみてはいかがでしょうか。
少しだけ、心が軽くなるかもしれませんよ。

戦う市場をまちがえないこと

30代の人が、20代歓迎!のマッチングアプリやお見合いに参戦しても、なかなか結ばれないですよね。
背伸びをしないで自分が求められる市場で戦うことが最短ルートなのではないでしょうか。

わたしは小規模(20名以下)で、比較的若い会社から好まれる(好む)傾向にあるなと感じ、大企業や創業年数が長い会社にはエントリーしていません。
紹介されても断っています。

もし、書類選考がなかなか通らなくて悩んでいる方がいたら、エージェント会社を変えてみたり、エントリーする業界や規模感を見直してみてはいかがでしょうか。
ちょっと場所を変えるだけで、マッチする企業がぐっと増えるかもしれませんよ。

いつ決まるかじゃない。どこに決まるか。


まわりの人がどんどん内定をもらっているのに、わたしはまだ内定がでないと悩んでいるあなた。
焦る必要なんてありません。

大切なのは、いつ決まるかではなく、どこに決まるか!!!

わたしは一度内定辞退をしていますが、より条件にマッチする企業の選考が進んでいて、すごく悩んだけど辞退したのは良い判断だったなと感じています。

現職に在籍している間に内定をもらえることが1番スムーズだと思いますが、
失業手当をはじめ、調べてみると色んな支援があるものです。
アルバイトをしながらの転職活動でも良い。
金銭的に余裕があるのであれば、一度退職をしてから、ゆっくりじっくり転職活動をすることもアリだと思います。

そして入社してみて、やっぱり違う!と思ったら退職しても良いのです。
ミスマッチの場所にずっといたら疲れるだけだし、時間の無駄。
楽しかったことや得られたことだけ胸にしまって、また次の縁を探して前に進めば良いのです。

むすびに

少し話が逸れますが、
シングルマザー時代、いまの夫と出会う前に一度違う方とお付き合いをしていました。
顔立ちがすごくタイプで、高収入で、持ち家もある。
でも、わたしがかなり無理をしないと一緒にいることができなくて、短期間でお別れとなりました。

当時は「逃した魚はデカかった!」とすごく落ち込みましたが、振り返ってみると、相手の方の外側が好きだっただけで、中身は特に好きでもなかったんですよね。
そして、そんな高スペックな方と付き合ってることに酔いしれていただけで、当時のわたしは空っぽだったな。と感じます。

なぜここでこの話をしたかというと、
すっごい背伸びをして高収入の一流企業に入社したけど、入ってみたらカルチャーに自分がマッチしない。付いていけない。一流企業にいる自分が好きだっただけなんだ…。
といった事態と、すごくよく似てるなと思ったからです。

高収入、有名企業に内定をもらうことが成功ではなく、自分が自分らしくいることができる企業にいることが1番に大切なことなのです。

企業の規模感や年収だけではなく、雇用形態にも言えることです。
正社員が全てではない。
パートでも業務委託でも、派遣でも、自分が自分らしく働ける形を広い視野で模索してみると、違った景色が見えるかもしれません。

そんな企業に出会うため、そんな働き方を見つけるために、わたしは今日も転職活動をしています。

いま、転職活動をしているすべての方が、自分にとって最良な企業とマッチできることを、心から願っています。

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