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喘息バッジ
喘息バッジというものを初めて知った。
うちには喘息をもつムスメ(成人済み)がいる。
小児喘息だった彼女は、成長するにつれ発作が出なくなり、おぉ良かった!と喜んでいたのだが、去年くらいから不意に咳喘息が出るようになってしまった。
これが出だすとなかなか厄介で、息吸えてる?と思わず聞いてしまうほどのひどい咳発作になるのである。
しかし社会人。電車に乗って仕事に行かねばならぬわけで。
この時代、ちょっとコホッとしただけでキッと睨まれるような車内で、喘息発作の咳をしていることの辛さは、想像するにあまりある。
我慢に我慢を重ねて咳を堪えて、でも我慢できずにエスカレーターでコンコンとしたら、人の波がザザーっとはけて
「私、モーゼかと思ったわ」
とムスメ。
波が左右に分かれて、道ができたそうな。
うーん、ツライ。
避ける人の気持ちもわかるから、余計にツライ。
喘息の咳はうつりません。ということを伝えられたらいいのにねと話していたら、喘息バッジというものの存在を知った。
こんな感じのものが多種販売されている。
これをバッグなど目立つところにつけて、知ってもらう、というバッジである。実際ムスメも購入してつけているが、どのくらい人目についているのかはわからないという。そうか、そうだよなあ。
コロナ禍でイライラしている人も多く、親としては、暴言や暴力の対象になりませんようにと願うばかりである。
ちょっと文句を言おうとした人が、ふとバッジに目を留めてくれたらいいな、という消極的な防御法とでも言おうか。
今、喘息患者さんは、「咳」という症状のために、なかなかいつも通りのかかりつけ医でいつも通りの治療が受けられず、その間にどんどん悪化したりするので本当に大変だと聞く。
あまり効果は望めないかもしれないけれど、喘息バッジが少しでも喘息患者さんの体を心を守ってくれたらいいな。
ね、チョコ!もふもふパワーでお姉ちゃんの咳を止めてあげて!
「も、もふもふぱわー!!!!」
‥ちょっと無理だったです。
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