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一番の旅友が息子になった訳
還暦を過ぎた頃から、旅行は息子とばかりしている。乳がん、胆嚢摘出、3度の骨折ですっかり体力が無くなった。
それまでは友達と
今回の会社の軽井沢の保養所も、台湾も韓国もハワイも友達ふたりだったり、ワイワイグループだったり。
それが体力がなくなって、荷物は持ってくれるし車も運転してくれて、私の行きたい所へどこでも嫌な顔もせず付き合ってくれるものだから、味をしめた。
こんな楽な旅はない。
60歳からは一人旅と思っていた
乳がんになる前は、わりとどこへでもひとりで行けた。それは日帰りだけど。60代になったらひとり旅に挑戦と思っていた矢先発覚。
年齢を重ねると、行きたい日程が合わなかったり、体調や家族のことでドタキャンも考えられるようになり、心配だ。
特にうちの母はもうすぐ90歳。
ドタキャンなどありそうな年齢に。
ひとりっぷっていう人がいて、あそこまでひとりで飛び回れないにしろ、あの感覚で旅をしたいなって思っていた。
自分の好きに時間を使えて、どっぷり浸れる。ひとり旅ってそれが何よりいいなって。
相手がいれば見たい、体験したいが友達だって違ってくる。お互いに気を使ってしまう。
だからひとりで行けるといいなと、ひとりっぷのバックも買い、楽しみにしていた。
そんな矢先の乳がん発覚。
いつのまにか、怖がりでひとり旅の自信がなくなり息子旅にシフトした。
息子と過ごす時間はもう少ない
息子の子育てはひとり親ということもあったし、とにかく育ててにくい子だった。
幼き頃はじっとしていられず、うろうろ、落ち着きのない子。癇癪の強い子、スーパーのおばさんに疳の虫の強い子は宇津救命丸をのませなさいと言われたくらい。
生涯実際に子供と過ごせる時間にしたら9年もないと書いてある。
子育て時代は早く大きくなって自由なりたい、時間ができたらなあと思っていたけど、いざ振り返るとあっという間に感じる。
ここから先はあと何日一緒に過ごせるのだろう。日常を離れての旅行は息子と密に過ごせる。
家事もしないのだから、朝から晩まで一緒にいられて、旅先だとお互いによくしゃべる。
快く息子を出してくれるパートナーにも感謝です。
次は再雇用が終わった時に少し遠出を企んでいる。
いつかパートナーとも旅したいな。
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今回は会社の保養所のある軽井沢
保養、心を保つ、体を保つように
息抜きです。