63歳で初胃カメラ検査、ランチがつかないの巻
年に一度の会社の人間ドック。今年は乳がんでお世話になっている病院で受けた。
胃カメラの検査は病院、カメラの性能、個人差で違うとは思うけど、ひとつの参考例として記録する。
人間ドックはたのしみだった
去年までの人間ドックには食事券か食事がついていた。
今年もなにかあるかと楽しみに行く。
何をしに行くの?
ランチじゃないでしょと思うものの何十年もそうしてきたら、人間ドックとおいしいランチはセットと思っていた。
お腹の具合やみぞおちあたりが気になるし、よく食べ物もつかえがちなので、今年は胃カメラ検査をしてみることにした。
バリウムは検査も、ぐるぐる体を回さないといけないし、その後も大変だった。
オプション費用として4000円ほどかかった。
予約をしたものの、口からなのか鼻からなのか、どちらにしても怖い。
ずっと怖い、怖いと思いながら検査の日まで過ごしていた。
いよいよ当日朝
天気の予報は雨、病院の駅に着いたらかなり降り出していた。
滑らないように、病院まで歩く。
受付を済ませて、3階の検査室へ行く。
初めてこの病院での人間ドックなので、どんな順番で進むのかわからない。
胃カメラはいつ?
あらかじめ検便、検尿の容器は渡されて、採取したものを病院へ渡す。
血圧を2度測り、まずはお腹のエコーから。
その後がいよいよ胃カメラのようだ。
苦痛のない胃カメラ、内視鏡
検査の前に、看護師さんから何か液体を渡されて飲む。少量なので少し飲みにくいけれど問題はなし。
腕に鎮静剤を入れられるように注射をされて、そのまま検査室へ行く。
カルテを見て初めての胃カメラなんですね。とやさしい表情で先生に言われた。
なんだかその表情を見たら安心する。
『はい、初めてなので怖くて』と
また告げる。
診察台に横たわり、看護師さんが後ろから支えてとんとん背中をしているようだった。
まず口の中に歯医者の麻酔のように、針でさしはしないけれど5プッシュくらい麻酔液を入れられた。
5秒くらいたってから飲み込んでね、でもすぐに飲み込みたかった。
口中が麻痺している。
腕からは鎮静剤を入れたようだった。
先生が胃カメラを持ち、ああやってくるカメラ。
カメラ来るのね、来るのねと待ち構えていたけど、少し時間がたったら終わりのようだった。
終わったの??
何も苦痛を感じる事なく終了した。
食道は大丈夫、胃にはポリープがあったけど、治療するほどでもなく、心配はいらないと言われて、細胞を取ることもなく終わった。
ほっ、良かった。
咽頭麻酔➡️血圧など測定➡️鎮静薬投与➡️検査開始➡️5分から10分程度
➡️安静室で20分〜30分
こんな流れでした。
ランチが付かない悲しみ
検査が終わり、オプションの胃カメラの治療費を支払うと、病院からは食事のことは何も言われずに、終わりを告げられた。
案ずるより生むがやすし。
その言葉が当てはまった胃カメラ検査の内視鏡検査。
繰り返しですが、病院による胃カメラの性能、先生の経験値、個人の麻酔、鎮静剤の効き目でどのくらい大変なのか、大変じゃないのかは個人差があると思います。
こんな人もいた、というくらいの参考にしてほしい。
苦痛はなかった人、来年も胃カメラにするかも。