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温かみと慈愛に満ちた『チカ・チャリティVol.8』

2025年1月9日(木)の夜、ジャズシンガー・豊田チカさんのチャリティコンサートに行ってきました。

今回のテーマは『能登地震被災地の子どもたちへ』。長年、能登で数多くのコンサートを開催してきた彼女が、「少しでもお役に立ちたい」との想いで企画したものです。
事前予約にはチカちゃんが描いたハガキのプレゼントがありました。

このチャリティコンサートも今年で8回目だそうです。スタートのきっかけとなった、彼女の長男フランキーもシンガーとして参加していました。
フランキーとのデュオはもちろん、彼一人のソロも聴き応えがあり、その美声にたっぷり酔いしれました。英語やスペイン語での楽曲も素晴らしかったですが、日本語で歌った『神田川』には特に痺れました。

チカちゃんの歌はいつも心に沁みますが、今回はフランキーも一緒だったからでしょうか、ステージ全体が、より一層温かみと慈愛に満ちていたように感じました。
特にスキャットのパフォーマンスは圧巻で、思わず口を開けたまま見入ってしまいました。演奏の皆さんと楽しそうに息を合わせる姿を見て、「声も楽器なんだ」と改めて実感しました。
演奏の皆さんのピアノ・ベース・ドラム・サックス・トランペットのどれもが卓越した技術と表現力で、生で聴くことができてありがたかったです。

私の大好きな『Fly Me to the Moon』を歌ってくれるときには、「好きだよね」というような目線を送ってくれて、なんとも贅沢な気持ちになりました。
『Sunrise, Sunset』では切なさが胸に迫り、思わず目頭が熱くなりました。そして、シネマメドレーも素晴らしかったです!

2025年最初のコンサートで、こんなに感動できるなんて本当に幸せです。

さらに、小中学校時代の同級生たちにも会えて、懐かしさと嬉しさで心がいっぱいになりました。
チカちゃんは素晴らしいシンガーであると同時に、私たちの同級生でもあります。そんな彼女を、心から誇らしく思います。

帰りに少し寄り道

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