見出し画像

販売の為の本の撮影に関して

本を撮影するにはどのようにしたら良いのでしょうか?

ここでは、基本的に本をネットで販売する場合の撮影方法を中心として説明します。

一口に本と言っても様々なサイズや形態があります。
地図や大型本、分厚い辞書など様々な本があります。
特殊なサイズや形態のものもありますが、この記事では一般的な単行本の撮影を基本に説明していきます。

ここでの撮影は、以前説明しましたライティングボックスでの撮影になります。

しかし、ライティングボックスが無くても、光源の設定や光の拡散が出来れば普通のテーブルの上でも問題なく撮影出来ます。

本の撮影で留意すること

販売目的の撮影となりますが、その場合どのような事に留意したら良いのでしょうか?
私が考えるに、

1.本の表紙・裏表紙の全体像を撮影する
2.斜めの角度からの撮影をする
3.中古の場合、シミやヨゴレや破れのある部分を撮影する
4.本の中身の一部のページを撮影する

上記は、本の状態を正確に購買者に伝える為の留意点です。
この中で、2に関しては本の厚みをイメージで伝える為です。

また、上記の様にある程度厚みのある本の場合立てて表紙や裏表紙の撮影が出来ます。



この写真の様に帯やカバーが付属している場合、それらを取り除いた本体の撮影写真イメージの掲示もより望ましいと思います。


本の見開きを撮影するには

本の中身のページの撮影に関してはなかなか難しい部分もあります。
特に新しい本の場合、ページの見開きをどのようにするのか、という問題があります。

上記は、本のページ部分を片方をクリップで押さえて撮影しました。
ページ部分の本の最初の部分ですからこの様にな事務で使うクリップでもページを押さえる事が可能ですが、例えば、200ページある本の100ページの部分を撮影するともっと大きなクリップを利用するか透明のアクリル製文鎮を利用したりします。

さらに本の撮影で困るのは、本の見開きを正面から撮影したい場合です。
例えば、上記の文鎮で本の見開きを押さえた場合、本の上からの撮影となり、撮影シーン毎にライティングを手間暇かけてセッティングし直さなければなりません。

そこで撮影の為に購入したものがあります。

撮影の為に購入した物

ここから先は

708字 / 8画像

スタンダードプラン

¥300 / 月
このメンバーシップの詳細

応援お願いします! いただいたチップは写真撮影とAI作画の活動費に使わせていただきます!