イカが教えてくれた大切なこと (Lesson 5-6)
昨日の記事、眠すぎて深く考えずにLesson 4で終わらせてました。続きどうしよう…という状態ですが、週末の夜更かしを楽しみつつ書きますー。
3杯のうち2杯をイカめしにしました。お腹にお米を入れたイカ様たちです。
一番の大物は下のですが、明らかに一回り違います。
振り返ってみると、この時点から最後まで、モヤモヤしたものがつきまとっていました。要因の一つは、煮汁の量です。レシピは4杯分での記載だったのですが、2杯だからとそれをそのまま半量っていうのはどうなのか、ということです。イカバイブルは「海の男」を思わせるワイルドな側面がありますので、煮る時のイカの浸り具合なんて写真はないのです(笑)。
この時に頭をよぎっていたのが、若かりし頃の杏仁豆腐を作りです。初めてアーモンドエッセンスを買った時、たくさん食べたいと思って、材料を倍量にしたのですが、エッセンスまで倍入れたのです。「激マズ」って言葉がそのまま当てはまるスイーツって、むしろそう簡単にできるものではないと思うのですが、これはまさしくそれでした。
この「頭によぎった」ことを、なかったことにしてしまったことは、最後で「味」に影響してしまいました😢
いよいよ煮込みます。私はこの時、イカバイブルに初めて疑念を抱いてしまいました。煮込みはじめに「確認用の米5粒を加える」というのがあるのですが、「え?この濃い色の大海原で、確認の為に5粒を見つけられるの?」と。
初めての抵抗。7粒のお米を入れるところ↑
疑念は不安をも煽ります。
レシピ:「1時間〜1時間15分ほど煮る(イカの大きさや米の詰め方によって煮る時間が違うので注意)」
心の声:「大きさの違いって今回くらいの個体差も想定してるのかな」
レシピ:「落とし蓋をして煮ますので、途中で上下をひっくり返す必要はありません」
心の声:「水面からこんなに姿が見えてて本当にひっくり返す必要ないのかな」
↑確認用の米は絶対に見つからないだろうと悟った瞬間。
時間の経過と共に、イカ様の個体差が悪い方へ影響している様子。胴内でお米が炊けてくると、膨らみの差が明らかになります。写真では分かりづらいのですが、落とし蓋が水平を保てず斜めに刺さってる状態に。落とし蓋はアルミホイルに替えればよかったのですが、いろいろ起こりすぎてそんなことも思いつけず…(笑)
負のスパイラルは、良いものを生み出しませんね…。
・・・・・
↓見た目はなんとかイカめしか…。
芯は残らなかったのですが、みずみずしさが欠けていたのが残念。前夜から水にお米をつけて、翌日ザルに上げてた時間が長すぎたのかもしれないです。
ちなみに、確認したいタイミングで、7粒のお米を見つけることができませんでした↓
そして「ひっくり返さないでもOK」とありましたが、あまりに差が激しかったので、一度ひっくり返しました。煮汁が元レシピの半量でしたが、ここにお水を加えるべきでした。
9月のイカ料理は学びの連続。
↑しつこい。
これは余談ですが、時間いっぱいまで煮込んでしまってから、色の差を見て、その後ひっくり返したので、そこそこの長時間煮てしまったんですね。そしたら、煮汁が本当に凝縮されてしまって、しょっぱい!
さらにこんな時に限って、下唇の真裏あたりに大きな口内炎ができていたので、しみる!しみる!!
日頃から栄養バランスをきちんと取って、美味しいご飯をベストコンディションでいただきたいものです。
真夜中になってしまった。。本当は「キモ入りホイル焼き」の話もありますが、これはまたそのうち。ステキな週末を!