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枯らさないための備忘録。

この記事は、今日ホームセンターのおじさまから教わったことを絶対に忘れないための記録です。なのでちょっと長いです。

私はこれまでにたくさん枯らしてきました。空にした植木鉢は数知れず。
もう鉢植え(卓上サイズ)には手を出さないと思ってきましたが、在宅勤務が始まってから仕事に使っている部屋には、やっぱり緑があったらいいなという気持ちが拭えず、とうとうホームセンターに行ってしまいました。
(負け惜しみっぽいですが、別部屋に大型の観葉植物もいくつかあるのですが、それらは何とか生きながらえています!特に俗称「旅人の木」は何度か天井に届いてしまって、葉をカットする始末。これはこれでどうしたものかと…)

「新しい生活様式」になってから料理に精を出すようになったので、観葉植物やお花ではなく、食べることを目的としてミントにすることにしました。実は自粛ムードが始まるギリギリ前にも、人からミントをいただいたのですが、「放っておいても簡単にすぐ増えるから!」の言葉を真に受けて放っておいたところ、枯らしました。なので今回のミント栽培は、何なら最後のチャンスというくらいの意気込みで臨みたいと思います。

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1株のミントですらまともに育てられなかったレベルなのに、ミント2種バジルパセリの4種を買いました。それには訳があります。

ホームセンターで、ベテランっぽいおじさまに相談したところ、「ミントね!うちね、ミント得意なの!」…確かにそこには多品種のミントが。

ペパーミント、オレンジミント、アップルミント、パイナップルミント、レモンミント、ストロベリーミント、モヒートミント、ジンジャーミント、スペアミント、ニホンハッカ…他にもまだあったような気がします。こんなにたくさんの種類があったなんて。びっくりしました。

まずは私のダメっぷりを聞いてもらってから、初心者向きのを選んでもらおうとしたのですが、「自分の好みで選びなさい!」と。香りを嗅ぐための葉っぱへの触れ方から教えてもらったので、全種類試してみました。どれもかなり違いがありました。オレンジミントが一番好きだったので即決。

次は鉢と土です。こういうとき、マンション暮らしの身として悩ましいのが、土の種類と量。大袋に入った土は絶対に持て余すし、地層を作るのに種類を揃えなくちゃいけないし…。

「土と鉢もここで適量のものをセットして、そのまま持ち帰られるようなプランはありませんか?」と都合のいいことを聞いたら、「ないよそんなの!おじさんがいい形にしてあげるから。それより他にもほら、選びなさい!」ということで流されるままに4つ選んだら、次は鉢売り場へと。好みの鉢を選んでカゴに入れようとしたら「待って!」と。同じ鉢をいくつか並べてノックするんです。すると音が全部違う!手作りなので、捏ねた時の土の密度が物によって違うとか。密度が高いほど高音で、できるだけ高音のものを選ぶといいのだとか。

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次は土売り場。外の売り場ではなく、店内の棚の前に。ここには私向けのサイズがたくさんありました。なるほど、おじさまの中では初めからこの土のサイズが頭にあったのですね。ちゃんと使いきれる量。だからポットを4つ選ぶように言ってくれてたのかもと思いました。

鉢底の石は、ネットに入っていてそのまま植木鉢にセットOKで、万が一枯らしたら取り出して洗ってまた使えるそう。なんて便利な。…また枯らしたくはないですが。そしてハーブ用の土も。

<植え方>
1: 植物をビニールポットから出したら、1/3の土をほぐし取る
2: 植木鉢にネット入りのまま石を置く
3: 土を敷く
4: 植物を配置し、土をかけてならす
5: 水をしっかりとあげる
6: 必ず3日間、風通しの良い日陰の野外に置く(絶対陽に当てちゃだめ)
7: あとは室内に入れてもいい( 1日2時間陽が当たれば十分)

今回の鉢を置きたいのが、北側の部屋(でも窓は西についてる)だったので、7番の情報はすごく嬉しいものでした。
また6番の理由は、根をほぐして弱っているので直射日光は絶対にダメなのだとか。私が2月に貰ったミントは、これが原因で即枯れたのかもしれません。

そして難所の「水やりの量やタイミング」も相談したところ、おじさまが結構な勢いでミントたちの頭を上からボワンボワンと撫でて「同じことやってごらん」と。試したら「ね、弾力があるでしょう?この感じの時は大丈夫。この弾力がなくて元気がなくなったらお水をあげるの。お水をあげるという感覚っていうよりも、お水を土に通すっていうイメージでやってみて。」

はい。私、頑張ります。別れ際には「とにかくやばいと思ったらおじさんは土日にここにいるから。写真に撮ってすぐ見せに来て!」…なんて心強い。とてもいい方に出会えて本当にありがたいと思いました。いつか「増えて困っちゃって〜」って言いに行きたいものです。

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↑ということで、仕事部屋に寄せ植えが!ミントの見分けがつくまでは札は外せません…。ちなみに前から弱々しく小さな多肉(写真左)はここにいたのですが、この子もちょっと前までは瀕死の状態でした。たまたま多肉を育てている友人とオンラインランチをした時に見せたら「ちょ!それ!!今すぐ陽に当てて!」って言われまして、それ以降窓辺に置くようにしたら(それまではテーブルの上)根元に近い部分の茎が茶色く「木」っぽくなってきて色も濃くなりました。

元気に育てて、この葉っぱたちを載せたお料理をアップしていけるよう、頑張ります。

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