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ちょぼ先生の自己流おさかな図鑑 vol.26

・標準和名 
 ブルーギル

・漢字
 

・学名
 Lepomis macrochirus

・分類(仲間分け)
 スズキ目スズキ亜目サンフィッシュ科ブルーギル属

・大きさ
 体長20cm程度になる。びっくりドンキーのハンバーグくらいの大きさが
 一般的。

・生息地(レア度)
 北米を原産とする外来種。日本の湖沼、ため池、河川、ダムなど、
 どこにでもいる。

・ちょぼ's メモ
 ブルーギルの語源は、青い鰓(エラ)という意味。体色が青色または緑色がかっているので、その名前になったのだろうか。
 1960年に皇太子・昭仁親王(上皇昭仁)がアメリカを外遊中に寄贈を受けて(15匹)持ち帰って水産研究所で育成し、静岡県の一碧湖に放流したのが最初である。日本全国のブルーギルのDNA解析をした結果、この上皇昭仁様が持ち帰ったブルーギルがすべてのルーツだということがわかった。
最初の15匹からめちゃくちゃ増えたな。ただただ驚きである。
 雑食性(植物性と動物性のものを両方とも食べる)でなんでも食べるので、個人的にはブラックバスよりもたちが悪いと思っている。在来の小魚やエビ類の減少の要因がブルーギルが増えたことによるものだと言われている。
食用としての利用がないため知名度は非常に低いが、割と美味な魚である。しっかりとした味のある魚で、フライやムニエルとの相性が良くおすすめの料理方である。
特に、大葉やチーズを切り身の上に乗せてクルクルと巻いて一緒に揚げるブルーギルのフライは、格別である。調達も容易なのでぜひ今度試してほしい。


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