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ちょぼ先生の自己流おさかな図鑑 vol.38

・標準和名 
 タカハヤ

・漢字
 高鮠

・学名
 Phoxinus oxycephalus jouyi

・分類(仲間分け)
 コイ目コイ科ウグイ亜科ヒメハヤ属

・大きさ
 成魚は全長10程度になる。ハガキくらいの長さ。

・生息地(レア度)
 本州では静岡県・福井県以西。四国、九州、対馬、五島列島。西日本に生息。河川の上流域、渓流域の流れの緩やかなところに生息する。
水質の安定したきれいなところに住むイメージ。

・ちょぼ's メモ
 砂金を散りばめたような全身の細かな斑模様が特徴のおさかな。アブラハヤと似ているが縦帯の明瞭な模様や尾柄部の幅などで見分けることができる。かなりマニアックな話なので聞き流してくれればいい笑。
 けっこうレアなお魚である。本州では西日本にしかいないこと、水のきれいな河川域に生息しており場所が限られてくるのでなかなかお目にかかれない存在である。
初めて実物を見たのは、大学2年生のとき、愛知のとあるきれいな河川でガサガサで採集した。当時、体表の特徴的な斑模様は鱗が剥がれてできたものだと思っていた。淡水の水槽にも力をいれている水族館で見られることがあるので、注意深く見てほしい。地味だから気づくのは難しいかもしれないが。
 食用としても情報はほぼ皆無である。食べて美味しいのかどうかは謎である。食べてみようとも思わないので、見て楽しむのが一番であると思う。

※写真は、えきまちテラス長浜で撮影。


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